240407紫野あすか街角トークその18
桜が満開となった4月7日(日)11時から
三鷹駅南口にて、三鷹市議会議員紫野あすかさんを迎えて18回目の街角トークを行いました。
このところ雨や曇天続きだったので、ひさびさのお天気で、参加された方々も晴れやかな気分だったのではないでしょうか。
リーフレットやしんぶん赤旗の見本紙などお配りしました。
大まかなトーク内容は以下にまとめます。
☆公約実現
この2年半、市議会、国や都への交渉など、様々な働きかけをして、学校給食費無償化をと要求してきました。
既に実現させている他の自治体に視察にも行き、食育の大切さや予算のことなどお話を聞いてきました。
そして、条例提案で学校給食費無償化を実現させようと準備していた矢先、この4月から東京都の補助が決定し、三鷹市でも学校給食費無償化が実現する運びとなりました。
それまで、議会で学校給食費無償化に反対してきた自民党などが、ここにきていかにも自分たちか実現させたかのように言ってるようですが、そこには「実現するまでのストーリー」がありません。
選挙の時、ちゃんと見て欲しいのは、「ストーリーがあるかどうか」です。
☆しんぶん赤旗
毎日、ニュースを見ていると、自民党議員の裏金問題が報道されていますが、この問題は、しんぶん赤旗のスクープ記事からが始まりでした。
企業や団体からの献金は癒着につながることから、法律で禁止し、私たちの税金から一律に徴収されたお金を政党助成金として渡すようになってかれこれ30年。
法律で禁止されているにもかかわらず、パーティー券という形を変えた献金を個人にキックバックしたのが、今回の裏金問題です。
こういうことを、今回の街角トークではわかりやすく話され、このまま幕引きなど決して許してはならない問題で、証人喚問してきちんと説明責任を果たすことが必要だとあすかさんは話していました。
また、外環道に関する鹿島建設JVの監視・盗撮問題も、しんぶん赤旗のスクープで発覚しました。
三鷹市の発注建設工事に関わってくる大企業なので、あすかさんは3月議会で市長に抗議するよう求めたことなども話されました。
このようにスクープできるのも、共産党が企業から献金をもらわず、しんぶん赤旗の収入や個人のカンパで自立した政治資金を確保しているからだと
あすかさんは言います。
しんぶん赤旗、是非購読して欲しいとのことでした。
☆2つの再開発
いま、三鷹市では2つの再開発が行われようとしています。
ひとつは、三鷹駅前再開発。
駅前のUR公団の老朽化に伴う建て替えと一緒にその周辺の自転車置場などを再開発しようとするもの。
もうひとつは、国立天文台周辺の再開発で、大沢台小学校と羽沢小学校を統廃合しようとするもの。
どちらも問題なのは、そこの地域に住む市民や関わりのある方々の声をきちんと反映させた計画になっていないことだと、あすかさんは言います。
特に、国立天文台周辺の再開発は、国立天文台が「軍事研究はしない」と言ったことで、国からの研究予算が減らされたことが事の発端だと言います。
国政のあり方が自治体の事業や予算にも大きく影響してくることを知って欲しいとのことでした。
☆その他
物価高騰が続くなか、国保税、介護保険料、後期高齢者医療保険料など、福祉分野の徴収値上げが、さらに生活を苦しくしています。
昨今の格差拡大は、国の政策によって進み、自治体格差や世代間の分断を生んでいます。
例えば、三鷹市ではやっと学校給食費無償化が実現しましたが、23区ではかなり前から実現しているところもあり、最近品川区では学用品の無償化にも踏み切りました。
格差をなくすよう働きかけていくのが政治の仕事だとあすかさんは言います。
日本共産党は「戦争しない平和な社会」「国民が主人公」を掲げて102年頑張ってきました。
7月には都知事選、そして、来る総選挙で日本共産党を支持、応援して欲しいと最後にしめくくりました。