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2020年6月の紫野あすか

紫野あすか三鷹市議の活動を紹介するマガジンです。平和を守る「憲法9条」が大好きなあすかさんのことを発信していきます。        「9がいいね!」とあすかさんが言ったから 毎月9日はあすかマガジン


紫野あすか三鷹市議を応援してくださる皆様こんにちは!



梅雨の6月、肌寒い日と蒸し暑い日の繰り返しですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。三鷹市では、上旬には、10万円の給付金も、市民の皆様のもとに届いたようですが、まだまだ、苦しい生活をしていらっしゃる方々も多いと思います。緊急事態宣言は解除されましたが、解除されて時間が経つにつれて、またまた東京都の新型コロナ感染者数(PCR検査陽性者数)が徐々に増えています。
国や東京都は、また同じことを繰り返すつもりなのでしょうか。新型コロナ感染症対策への口ばかり、パフォーマンスばかりの中身の伴わない遅すぎる対応に、辟易とする思いです。科学的根拠もしっかりと示されずに、「東京アラート」もやめ、その翌日から、都知事選が始まりました。
これって、オリンピック延期が決まった翌日に「感染爆発(オーバーシュート)重大局面」と言い出したのと同じで、本当に小池都知事の身勝手さが表れていると思います。
さて、その都知事選、私たち都民にとってはやさしい都政に変える大チャンス!あすかさんも、市議会に、選挙応援にと大活躍でした。
とは言っても、あいまあいまに生活相談もやっていらっしゃって、本当素晴らしい。
今月の内容は、「6月議会と宇都宮けんじさん」についてです。どうぞ最後までお付き合いください。



☆6月議会


三鷹市6月議会は、コロナ禍ということで議会事務局より、「一般質問の自粛要請」が議員の皆さんにあり、さらには、一般質問において、「質問時間の制限」や「新型コロナウイルス感染症に関わる内容はいっさい取り上げてはならない」というなんだかよくわからない三鷹市独自のご当地ルールの様なものが出てきたそうです。そのかわり、代表質問においては構わないということだったそうですが、一会派に対して持ち時間の時間制限などがあり、十分に市民の皆さんの声が届けられたかどうか疑問を持たざるを得ません。

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   三鷹市議会議場


というわけで、あすかさんの一般質問「いのちと暮らしを守る権利としての生活保護について」においても、いっさい新型コロナウイルス感染症にまつわる内容に関しては触れてはならないとのことで、質問内容が大きく関わるあすかさんは、質問作成に苦労されたことと思います。


結局、あすかさん含めて5人の議員さんだけが一般質問をしました。そして、3蜜を避けるため、議場には希望者が座る形式で、約6割の議員が議場に、残りは控室で声だけを聴いていたそうです。
このことに対して、あすかくらぶで唯一、三鷹市民でもある二朗さんが、傍聴後、議会事務局に抗議の意見をしました。

何故、議員が一般質問でいま一番の市民の関心事で命に関わる問題のコロナ関連について取り上げることができないのか。
コロナのコの字どころか疫病とか昨今の状況、という言葉すら使えないような状況は市民の知りたい内容から遊離しているのではないのか。
都議会においても他区議会、お隣の武蔵野市議会においてもたとえ重複するような内容だとしても質問しているのに三鷹市民として怒りすら覚える。議員各個人それぞれ見方もアプローチも違うのだからいろんな見方がある、それを話し合い予算措置を講じるのが議会なのではないのか。
いつ頃からこんな馬鹿げた方式を三鷹市議会は続けているのか。 恥ずかしくさえある。 我々の税金を使っていったい議会運営はどうなっているのか。
議員が自粛とかで議会に出席していないのは何故か。 仕事の放棄ではないのか。 キチンと最初から最後までいるべきなのではないのか。
議会の換気はどうなっているのか。 扉を開けて扇風機を回し換気を図るのはどんな商店でも、それが医療関係の守秘義務のあるような所でもやっている当然の措置なのにそれを怠ってはいないか。
これを市民として問題視している。
事務局の方はとにかく聞いて皆さんで共有して下さるとのことでした。 今後の対応を待ちたいと思います。
                   二朗さんFacebook より


今後、議会事務局の対応、あすかマガジンでも続報をお伝えしたいと思います。
さて、一般質問の内容は、生活保護という制度が、市民の皆さんにとって困ったときに気軽に使える身近なものではないという現状を浮き彫りにしつつ、三鷹市がその現状をどう捉え、対応しているのか、していないのかを、12の質問を通して明らかにしていくものでした。


◆ 一般質問の様子 ◆

市長が答弁で「生活保護には入り口と出口がある」という言い方をした。 入り口は申請、出口は自立。 なるほど。 ならば入り口は広い方がいいに決まってるし、出口までの道のりはなるべく緩やかな方がいい。 
本来、生活保護を利用できる条件があるのに利用出来ていない人が8割もいるのだから その入り口さえ知らない人やためらってる人、誤解してる人がたくさんいるってことだ。 三鷹市の申請者は4月だけでも3.3倍増えている。 この先もっと増えるだろう。 いや増やさなければならない。 生活保護は政府からの施しでも恩恵でもない、生きるための当然の権利としてしっかりと生きた「保障」制度に出来るよう、この問題は次の機会にもっと掘り下げて質問したいと思う。
                  【紫野あすかFacebookより】
「命と暮らしを守る権利としての生活保護について」でした。
コロナ禍で、議場に議員全員入らず、1席置きの参加になっていました。
市側の各部長も質問に関係のある部のみの着席でした。
しかも、コロナ禍なのに、新型コロナウイルスに関する質問は出来ない事になっていました。
あすかさんは相変わらず堂々としていて、声もはっきりと落ち着いていてカッコ良かったです。
憲法25条で定められた「健康で文化的な最低限度の生活を保障する」という生存権、あすかさんの質問は憲法に基づいた素晴らしい質問でした。
 健康福祉小嶋部長も、あすかさんの的を得た質問や提案に、その通りと答弁せざるを得ませんでした。パンフレットや相談窓口のプライバシー、生活保護から保障制度の名称を変えるべき、ケースワーカーの研修など、キチンとやりますとは言わないにしても、市長が変わってからは、三鷹市政もかなり改善されてきているので、良い方に向かう希望がみえました。
 憲法22条一項において居住・移転の自由および職業選択の自由を保障しているので、利用者の引っ越しの自由や引っ越しの費用についても良い答弁を得られました。
 河村市長が生活保護は入り口と出口があると言っていました。あすかさんが、最後にいかにして多くの人が入りやすい入り口で、そして自分の力で出口から出られるか、本人、行政、国が一緒になって自立支援が出来るようないい制度にしていきましょうと訴えました。
                    【まきちゃんFacebookより】


コロナ禍でも、あすかさんの支援者の皆さんはそれぞれきちんと対策しつつ、傍聴席でもソーシャルディスタンスを保ちながら、20人ほどの方がいらっしゃいました。あすかさんも、市民の代弁者として心強く嬉しかったことでしょう。

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   あすかくらぶメンバーからの可愛いお花

あすかくらぶのメンバーがいつも可愛いお花を持って傍聴に来て下さいます。


あすかさんが考える生活保護制度の問題点
1.「受給漏れ」が約8割。    
利用したい人が利用できるような制度になっていないのではないか。

2.申請から受給されるまでの対応。
利用者はぎりぎりまで自力でなんとかしていて、生活保護申請時点で緊急性を要する場合が多いが、申請者ひとりひとりの事情や状況に合った対応ができていない。

3.生活保護申請のための条件。 
生活保護申請者は、働けない事情があるが、なんとか公的制度を利用して自立できる基盤を作ろうという制度であるはずだが、徹底的に「資産のないことが条件」になっている。

4.生活保護制度の啓発。    
不正受給者は全体の0.4%弱であるのに、誤解や偏見、恥だという社会の意識を変え、正しい情報を伝えているか。市民が手に取って見やすい場所に置いてあるか等。

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あすかさんはまた、議会最終日には、
「生活保護制度をより豊かにするための意見書」を議会に提出しました。
結果は、わずかな差で否決されました。詳細は以下の通り。

❌反対14:自民・公明・都民ファースト山田さとみ・令和山桜会 ⭕賛成12:民主・共産・いのちが大事・つなぐ三鷹の会成田ちひろ (退席:無所属半田伸明)

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あすかさんが提出した意見書

あすかさんがすごいなぁと思うのは、自分の一般質問に合わせて意見書も必ず提出していることです。今回は否決されてしまいましたが、「生活保護」制度から「生活保障」制度への名称変更 の提案など素晴らしいですよね。
今後の議会でも、あすかさんの活躍を期待しましょう。

☆宇都宮けんじさん


5月末、宇都宮けんじさんが7月5日投票日の東京都知事選に立候補されました。
あすかさんと宇都宮けんじさんとの出逢いは、脱原発の活動を通してでした。いつもお会いするのは路上ででした。反原発金曜官邸前抗議行動のファミリーエリアや、吉祥寺のパパママぼくの脱原発ウォークにも参加して下さいました。あすかさんは、「たった一人でも路上に立って訴えられる人になりなさい」との宇都宮けんじさんの言葉をいつも心に市民運動をしてきました。

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2012年国会前ファミリーエリアにて

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2012年都知事選にて。

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パパママぼくの脱原発ウォークで一緒に歩きました。

2016年都知事選では、宇都宮けんじさんを応援できなかったことが残念でならなかったあすかさん。今回は、応援できることが嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらないあすかさんです。
宇都宮さんのチラシをポスティングしたり、街頭宣伝したり、スタンディングしたり。はたまた、SNSで拡散するため「バナー作り」をしたり、できる限りの応援をしました。

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日曜日に地域を宣伝カーで回りました。

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三鷹駅南口 月曜日朝の宣伝で

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グータッチの1秒前!

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三鷹市議会議員、野党共闘で一緒に宣伝。

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三鷹駅で超党派の議員で都知事選応援宣伝。里吉ゆみ都議も参加されました。

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あすかさんの作ったバナーその1

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あすかさんの作ったバナーその2

すてきなバナーですね。SNSで宇都宮けんじさんの信頼できるお人柄を拡散しました。
常に社会における「弱者」に寄り添い働いてきた宇都宮けんじさんと、「市民の声を届ける政治」を推し進めるあすかさんの共通点はとても多く、心の底から応援できることを楽しんでいました。  市民と野党の共闘で、宇都宮けんじさんの選挙応援ができたことは、本当に良かったです。
最後までお読みいただきありがとうございました。ほんでまず~!


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