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2022年9月の紫野あすか
紫野あすか三鷹市議の活動を紹介するマガジンです。
平和を守る「憲法9条」が大好きなあすかさんのことを発信していきます。
「9がいいね!」とあすかさんが言ったから 毎月9日はあすかマガジン
紫野あすか三鷹市議を応援してくださる皆さまこんにちは。
気候的には過ごしやすい毎日になってきましたが、押し寄せる物価高騰の波は皆さまの暮らし向きに大きく影響していることと思います。
10月に入り、またまた値上げです。
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値上げは、食品だけでなく、高齢者の医療費負担にも!
あすかさんの9月は、議会の準備や視察、来年の統一地方選挙に向けての準備、生活相談や宣伝など大忙しだったと思います。
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議会での決算代表質問や決算特別委員会が終わるまでは、頭のなかは数字が盛りだくさんで緊張感でいっぱいだったのではないでしょうか。
そんな中17日には、三鷹市敬老のつどいが3年ぶりに行われ、あすかさんは前田まい議員と一緒に参加されました。
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敬老のつどいには77歳以上の方々が招待され、100歳を越えられる方は三鷹市内に112人もおられるそうです。
人生100年時代と言われるようになってきていますが、社会システムや行政サービスは果たして私たちにとって優しいものとなっているでしょうか?
あすかさんはじめ共産党市議団の皆さんは、私たち市民にやさしい市政を目指し今月も市民の声を届けるために奮闘されています。
☆9月議会
1.決算代表質問
8日(木)決算代表質問が行われました。
コロナ対策(自宅療養者への食糧支援や医療支援など保健所体制強化対策についてなど)
駅前再開発(計画の見直しや情報開示の在り方についてなど)
人権基本条例、
コロナ禍における介護保険への影響など、
保育園待機児童(国の基準変更において待機児童0人としたが、以前の基準に従えば、224人の待機児童がいる。その解消についての見解)
オリパラ学校連携観戦の中止について
基金の積み立て
以上のような様々な観点で、市民の声を織り込みながら、良かった点は評価しつつ、実態把握調査や検討はどのように行われたのか質問しました。
三鷹市議会決算代表質問が終わりました。
コロナ対策最優先と言っていたけれど、本当にそうだったのか。
国や東京都から下りてくる対策や生活支援の域を越えていなかったのではないか、21億円もの黒字決算だったのなら、もっと独自の施策を行えたのではないか。困っている人を支える事が出来たのではないか。
駅前再開発では「高層ビルを建てる構想はやめました」
「地権者を追い出すようなことはしない」
と議場ではっきり市長から答弁をいただけたのは良かったです。
20分の持ち時間はあっという間に過ぎてしまいました。
毎回議会質問が終わる度に反省ばかりですが、市議団のみなさんに助けてもらい、何とか乗りきりました。
15日からは決算特別委員会も始まります。地域の要求を議会に届けて、更に頑張ります。
駅前再開発については、あすかさんたち共産党市議団が届けてきた市民の声が反映される答弁が出てきて良かったです。
三鷹市には、引き続き市民の声とともに街づくりを進めて頂きたいと思います。
また保育園の待機児童問題も「0になったからそれで終わりとは考えていない。今後もきめ細かな対応をしていく」とのことでした。
オリパラ学校連携観戦中止については、「当初はオリパラを素晴らしい教育の機会と考えていたが、具体的な行程がわかるにつれ、炎天下、バス降車場所から会場までを歩いた場合の熱中症リスクを考え、最終的に苦渋の決断をした」と教育長からの答弁がありました。
2.文教委員会
14日、あすかさんが所属する文教委員会がありました。
2022年3月議会で、共産党三鷹市議団の大城みゆき議員が「ヤングケアラ-の実態把握と支援の充実」について、一般質問しました。
その時の内容は以下の通りです。
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この質問の後、市議団提出の意見書が可決されたことをきっかけに、三鷹市教育委員会がアンケートによる実態把握調査を行った結果が、文教委員会で報告されました。
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調査は、三鷹市内の約8000人の子ども達に行われ、回答率は73.2%でした。
市内の小学5.6年生、中学生全員に行ったアンケートのうち、何と511人ものヤングケアラーがいることがわかった。
これは各クラスに2~3人くらいいることになる。
ただの家事のお手伝いではない。
入浴やトイレのお世話を毎日している子は106人もいる!
◯お世話をしていることで経験したこと
・自分の時間がない57人。
・宿題や勉強をする暇がない43人。
・寝る暇がない40人。
・遅刻や早退30人。
・学校を休んでしまう20人。
◯学校や周りの大人にして欲しいことはありますか?
・自分のことについて話を聞いて欲しい71人。
・勉強を教えて欲しい66人。
・進路や将来の相談に乗って欲しい33人。
何らかの対策、支援が早急に必要だ!
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本当に驚くべき結果ですね。
行政による医療・福祉サービスが充実していれば。。。
家庭の収入が安定していれば。。。行政の様々な問題が子ども達にこんな形で負担をかけています。
コロナ禍で、学校行事が今まで通りに行えなくなり、貧富の格差が体験格差につながっているという話も聞きます。
実態把握ができてまずは一歩進みました。
今後、ヤングケアラーと言われる子ども達の数が減るように対策を進めて
下さることを期待しています。
3.決算特別委員会
15日、16日、20日の3日間にわたり、決算特別委員会が行われました。
質問は各分野に分けて多岐にわたり、以下の通りです。
【総務費】
災害時避難所におけるデジタルディバイトについて(スマホの利用や顔認証などの実証実験)について
町内会掲示板について
選挙の際の移動式投票所について
など
【衛生費・労働費・農林費・商工費・土木費・消防費)・下水道事業会計歳入歳出(質疑)】
子宮頸がんワクチン通知書について
コミュニティーバスについて
信号機の設置について
三鷹駅南口のポストについて
ごみ料金改定について
【教育費】
学校給食無償化について
学校でのPCR検査キット利用について
副校長の業務支援員について
学校の産業医について
コミュニティスクール関係費について
【民生費】
地域福祉コーディネーターについて
自宅療養者の食糧支援について
保育施設等のPCR検査について
保育士等の処遇改善について
住民税非課税世帯への給付金について
特別給付金について
介護保険の認定について
【総括質疑】
外環道について
飲食店支援について
天文台周辺の街づくりについて
どの項目についても、実態がどうであったのか、問題点について検討はされたのか、今後に及ぶものについては見解などを聞きました。
なかでも、学校給食の無償化については、市長からも貴重な答弁をもらえたそうです。
決算特別委員会の質疑で改めて給食費無償化について求めました。
これまでも何度も求めて来ましたが、その度に市は「学校給食法」第11条第1項という法律により保護者の負担とすることとしているので自治体では不可能と答弁していました。
しかし、令和2年に衆議院へ提出された「質問主意書」に対して国は以下のようにはっきり明言しています。
「学校給食費無償化」については、学校の設置者と保護者との協力により学校給食が円滑に実施されることが期待されるとの学校給食法の立法趣旨に基づき、各義務教育諸学校の設置者において検討されることがふさわしい」
また文部科学省も「義務教育諸学校の設置者の判断により、学校給食を受ける児童又は生徒の学校教育法第十六条に規定する保護者の負担の軽減を図ることは可能である」との見解を示しています。
自治体の実施状況は、平成30年に文科省が取りまとめた「学校給食費の無償化等の実施状況」によると、全国で76の自治体が小学校・中学校とも学校給食の無償化をすでに実施しており、424自治体が学校給食費の一部無償化、一部補助を実施しています。
「法律的に出来ないということはない」と国が明言しているのです。
この事を述べたところ、市長は初めて
「やりたい気持ちはあるが市の財源が厳しい。。。」という答弁に変わりました。
三鷹市の場合、7億円必要ですが、税金の使い方次第で不可能ではありません。(もちろん国が予算をつけるのが一番早いとは思いますが)
食育という観点からも給食は子どもたちにとって大切な教材のひとつでもあると思います。
子育て支援としても重要で、私たちが行ったアンケートでも無償化を求める声はとても大きいのです。
「子どもの多い世帯にはせめて第3子だけでも無償にするなどの検討は出来ないか?」
と質問したところ
「面白い提案だと思う。検討していく材料にはなると思う。どのように財源を確保出来るのかも提案して欲しい。」
との答弁をもらいました。
小さいけれど貴重な一歩かと思います。
東京では葛飾区が初めて無償化をスタートさせます。
運動も必要ですが、議会でも要求を続けていきます。
これらのことを早速「あすか通信」にして宣伝にてお配りしています。
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三鷹駅南口の郵便ポストの問題、質問で「別のことを考えます」と言っていたけど、どうなるのか。今後の展開に期待します。
4.意見書
共産党三鷹市議団は、3つの意見書を提出しました。
結果は以下の通りですが、
前田まい議員が提出した、18歳までの医療費完全無償化を求める意見書が
退出者1名を除く全会一致で可決されたことは、素晴らしい結果だと思います。あすかさんが3月議会予算代表質問でも要求しています。
早く200円の窓口負担もなくなるといいですね。
【18歳までの医療費完全無償化を求める意見書】
提出者:前田まい
賛成者:伊沢けい子
○賛成26
全会一致
退席:半田伸明(無所属)
結果:可決
【公契約法の制定を求める意見書】
提出者:栗原けんじ
賛成者:嶋崎英治
○賛成12
日本共産党・民主緑風会・いのちが大事・山田さとみ(都民ファースト)
❌反対14
令和山桜会・自由民主クラブ・公明党・成田ちひろ(つなぐ三鷹の会)
退席:半田伸明(無所属)
結果:否決
【旧統一協会の問題についての徹底究明と全容解明を求める意見書】
提出者:栗原けんじ
賛成者:野村羊子
⭕賛成11
日本共産党・民主緑風会・いのちが大事
❌反対15
令和山桜会・自由民主クラブ・公明党・山田さとみ(都民ファースト)
成田ちひろ(つなぐ三鷹の会)
退席:半田伸明(無所属)
結果:否決
☆地域宣伝
27日は、多くの国民がその決定プロセスに問題があると反対する中、丁寧な説明もないままに安倍元首相の国葬儀が行われました。
当日は国会前はじめ全国各地で抗議がありました。
あすかさんも地元三鷹で、議会報告と合わせて国葬反対もアピールしながら地域をまわりました。
「私も反対よ!」と声をかけて下さる落ち葉掃除をする女性がいたり、
学校帰りの子ども達も声をかけてくれたそうです。
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地域宣伝は、議会質問が終わると必ず行っています。
それは、あすかさんが、「議員の仕事は市民の声を代弁して議会に届けることで、その結果を報告するまでが届けることだ」と考えているからですね。
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だから、平日の昼間に宣伝カーで地域を回ったり、朝や夕方に三鷹駅南口でご挨拶したり、市政報告会をしたり、街角トークをしたりと、とても読みやすくてわかりやすいあすか通信をお配りしながら、あらゆる形で報告するんです。
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水曜日夕方のお帰りなさい宣伝では、地域の支援者の方が作って下さった
かわいい腕章をつけて行いました。
このあすかマガジンが配信されるのは10月9日ですが、
10月9日には共産党市議団4人で行う市政報告会があります。
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また10日には15回目となる街角トークも行います。
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是非ご参加くださいね。
☆視察へ
17日には、共産党市議団と後援会の皆さんと国立天文台周辺を視察に
行きました。
国立天文台周辺の再開発を計画している三鷹市。
羽沢小学校を天文台敷地内に移転し、その跡地に商業施設(スーパー)を誘致しようというものです。
今日は現場のウォッチングを市議団と、後援会のみなさんで行いました。
坂の上にある国立天文台は緑の豊かな所ですが、遠くて傾斜の多い坂の上まで小学生が通えるのか、スクールバスは出せるのか、羽沢地域のコミュニティの場がなくなってしまうのではないか、野川の隣にありハザードマップでは安全でないとされる羽沢小学校だけど、移転したら地域の避難所機能はどうなるのか?確かに買い物不便地域なのでスーパーが欲しいという気持ちもわかる、など、様々な地域の課題が出されました。
地元の前田まい議員が詳しく解説してくれ、現場を見ることが出来ました。
まだまだ住民の声をたくさん聞かなければ計画ありき、移転ありきで進められないと思いました。
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先日の決算特別委員会においても天文台周辺の街づくりについて質問されていました。
市長は、まだ、計画案を話し合っている段階で、市民の皆さんと話し合うような段階に至っていないと言っていましたが、
共産党市議団の皆さんのように、まず地域にどんな問題があって、地域の皆さんにどんなニーズがあるのかを聞いて、計画を進める方がスムーズに事が運ぶのではないかと感じました。
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