見出し画像

こどもフリーマーケット

 ゴールデンウイーク、むかわのこども食堂は、5日間連続の開催でした。

 「こどもの日」の前日の5月4日から始まり「母の日」である5月8日まで、まさに親子のこども食堂。

 こども0円のお弁当、牛乳配布の他に、フリーマーケットを開催しました。

 子ども達が家から小さくなった服や使わなくなったおもちゃなどを持ち寄って、販売するといったものです。

 値段を決めるのも、値札を用意するのも子ども達におまかせ。

 「これ売れるかな?」

 「これはまとめて50円とかにする?」

 「かわいいから、絶対に売れるよ!」

 ワイワイはしゃぐ子ども達。

 値段を決めたり、お客さんに説明をしたり、自分の商品を買ってもらうために売り込み、キレイに並べる…大人でも難しいミッションです。

 ちょっぴり不安もありましたが、大人は口出しをしないようにそっと見守って(というより、必死にお弁当を作って)いました。

 やがて、ポツリポツリと売れていく、子ども達の商品。

 数百円がたまると、満足して公園に遊びに行ってしまいましたが、ただのお店屋さんごっこではなく、本当にお金を稼ぐという体験は貴重だったのではと思いました。

 今回の子ども食堂は連休中という事もあり、遠方からも出店に来てくれ、とても嬉しかったです。

 いつもこども食堂にキャラクターグッズをプレゼントしてくれる「壱。」さん。

 電車を乗り継ぎ、ホテルに宿泊しながら、2日間の出店をしてくれました。

 壱。さんのコーナーはいつも子ども達に人気です。

 大人でも思わず欲しくなってしまうような、アニメのフィギュアが100円、200円といった価格で売られています!

 (しかも売り上げを寄付していただきました!)


また最終日の母の日にはパーツを選んでカスタマイズできるピアス屋さんの出店もありました。

 子ども達は自分で稼いだお金でお母さんに「ピアスを買ってあげる!」と張り切って、沢山あるパーツの中から選びイメージにぴったりのピアスを作ってもらっていました。

 毎回、開催のたびに子ども達の成長を感じるのですが、本当に成長させてもらっているのは、大人の方かも知れません。

 「次回はどんな事をこども食堂でやろうかな」

 そんな事を考えながら、長かった今年のゴールデンウイークも終了しました。

 皆さんは連休、楽しめましたか?





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?