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ADHDっ子長女は落ち着きのない子供だった。 検診でADHD(注意欠陥多動性障害)を疑われ、 小学校に入ってもずっと、経過観察と言って、 教育委員会から、ちょっとした要注意人物 扱いをされていた。 私としては家にもっと落ち着きが無く、注意が 欠陥している要注意人物(旦那)がいるので、 「子供なんだし、こんなものでは?」 くらいに思っていた。 好奇心旺盛、活発で人懐っこい長女は しょっちゅう転んだり、ケガをした。 目の放せない子ではあったが、 私はそれに
お風呂タイムのルーティン何かとお騒がせな長女の頭には、 縫い合わせた傷が2つある。 ひとつ目は前回の窓から落ちた事件。 もうひとつの事件は、実家に居る時に起きた。 その日、長女は私の母と 一緒にお風呂に入っていた。 長女がはしゃいでいる声がお風呂から聞こえる。 私は自分の手から離れておばあちゃんと お風呂に入ることができるようになった 長女の成長をかみしめていた。 なんせ、小さな子供2人を お風呂に入れるのは至難の業だ。 1人が湯舟に漬かっている間に、
次女、初めての入院前回の「子供が入院した話」から時は流れ、 2人の娘は小学生になった。 2人とも、風邪をひくたびに中耳炎を 繰り返す子だった。 長女は小学生に入ると丈夫になり、病気・ケガで 病院のお世話になる機会も減ったが、代わりに 次女はアレルギー性鼻炎もあり、頻繁に中耳炎 を繰り返していた。 正直に言って、あまりにしょっちゅう中耳炎に なるので、 「またか・・・。」 くらいの感覚で、そんな大した病気だとは 思わなくなっていた。 あの時までは・・・