裕福な金髪白人美女達の事情
バイロンベイにはTHE金髪ビューティフルオーストラリア人!
がたくさん住んでいるので
自然とそのようなお友達が多くなっていったのですが
その中でも、シドニーのノーザンビーチーズ出身の裕福でオシャレでセンスの良い家庭で育った女の子達と連むことが多くなった。
みんな、まさに絵に描いたようなGood Lookingなガールズとボーイズ。
女の子はダンスやアートの才能があって
男の子はミュージックやサーフィンにパッションを持っているような印象。
たくさんの有名なアーティストがそのエリア出身。
「橋の向こうは金持ち達の世界だよ!」
と大半の人が皮肉って言うような区域らしい。
その辺りでは家が高すぎてもう買えないから、
ここ数年間、大量の大コミュニティがバイロンベイに移住している。
(もうバイロンベイエリアも高すぎて無理っぽいけど…)
世界中のみんなが憧れるような、
少なくとも現代社会の日本人のたくさんの女の子達は憧れていそうな、
金髪で美しくて、教育にも恵まれて、才能に溢れたクールな人たち。
世界中の富が、この人たちの育ったエリアに不平等に集まっているんだなぁ、と感じることは正直よくある。
でも実は、彼らには彼らなりの問題がたくさんあるようです。
◆美しい美貌、上には上がいる
私からしたらみんなモデルさんみたいに美しいのに、やっぱりその中でも優越みたいなものがあるらしくて。
今でこそちょっと太いのが可愛い、ヘルシーみたいな価値観もあるけど
10年前くらいはもっとフィットネス命!なブームで
腹筋が割れてないと恥ずかしい。
私の体、醜い!見たくない!と感じるから
部屋に鏡を置く勇気もなかった、という子も多かったとか。
と、人にどう見られるかが全て!な、結構過酷な世界らしい。
私の友達みんなめちゃくちゃ可愛いのに
すごく自己肯定感が低かった。と言う。信じられないよね。
唇を厚くするような整形もめちゃくちゃ流行っているらしい。
◆ドラッグ問題
親がアルコール中毒だった。(or現在も続いている)と言う子が多いんだ。
そのせいで辛い、寂しい子供時代を送った子達もたくさんいるんだ。
当の子供達も、簡単にドラッグが手に入っちゃうから、大変な経験をした子達も多いみたい。
◆先住民から土地を奪った罪悪感
結構良い教育を受けてきた子達が多いから、インディジネス(先住民)へのリスペクトが高い人が多い。
(ちなみにオーストラリア人は「アボリジニ」と言う呼び方を嫌がる人が多い。インディジネスと言う。)
オーストラリアを発見したイギリス人が先に住んでた先住民達を大虐殺したことをみんなよく分かっている。
そして、アジア、アフリカ、南アメリカなどの文化や習慣、セレモニーを元にして作ったビジネスが流行っていたりすると
「私達白人は彼らから土地を奪って、文化や商売まで奪うなんて本当にどうかしてるわ。恥ずかしいわ。彼らのものを収益化なんでしちゃダメでしょう。まぁ、私達もその一部なんだけど…本当自分が嫌になるわ…」
というような会話を賢い白人同士ですることがよくあるらしい。
ちなみに、あの有名なウルル(エアズロック)
も、とっても神聖な場所なのに、観光地にするな!と思っている白人の方も多いんです。
◆アイデンテティがないことへの悩み
例えばアーティストなら、アフリカ人っぽい見た目をしていて、アフリカにインスパイアされたアートをしているだけで様になるし、それだけで差別化される。
私達白人は何やっても真似にしかならない。
その上先住民にひどいことをしてきた自分達。という罪悪感も上乗せされて、悩んでしまう人も多いらしい。
などなど。
私達がよく憧れるような、裕福な金髪ビューティフルピープルにも色々闇があるようなのです。
私からしたら、
地球上の人間全員酷いことしてきたんだから
もう済んだことなんだから、罪悪感なんて持たなくていいのに。
って思うんだけど。
みんなこのような問題を受け入れ、解決し、セルフラブを学んでいる。
どこの国でも一緒。
こういったこと知ってから、
やっぱりどこに生まれても、どんな環境で育っても、みーんな同じなんだ。と思うんです。
他の人種に憧れたり、なろうとしなくて良い。
キレイな土地に引っ越したい!とも思わなくてもいいのかもしれない。
幸せも、あなたの美しさも、 HERE & NOW
常に、今ここにあるもの。
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