20.【気になる地方議員紹介】山田えり 川崎市議会議員
こんばんわ!4歳、1歳の2児のママで、育休中に議員インターンをしているあすかです。
毎週月曜日は、私が気になっている地方議員さんを、誠に僭越ながら紹介させていただく日です。
本日ご紹介させていただく方は、 山田瑛理(やまだえり)川崎市議会議員です。
1. 山田えり 川崎市議のプロフィール
・山田瑛理(やまだえり)さん
・ 埼玉県川崎市議会議員
・1982年、川崎市生まれ
・2児の母
・ソニー・ミュージックエンターテインメント勤務を経て、地域の寺子屋・子ども食堂を起業、代表を務める
・2019年自民党推薦で当選、現在1期目
【主な政治活動】
・日本政策学校 第7期生
・WOMAN SHIFTシスターズ 第1期生(20年の国際女性デーイベントにも登壇されていました!)
・自民党埼玉政治学院 第8期生
・かながわ自民党未来カレッジ 第1期
HPはこちら。
2. なぜ政治家になったのか?そのきっかけ
2015年に起きた川崎市中1男子生徒殺人事件がきっかけでした。
生まれも育ちも川崎市ですが、治安が悪いなどと聞くことも多かったそう。そこで子ども達の教育格差や生活環境を良くしたいと、子育て中の女性の目線で市政を変えていきたいと政治家を目指されました。
市議会議員の立候補前、寺子屋×子ども食堂を運営されていた際の日経DUALの記事もご紹介します。子育てと仕事の両立、子どもへの教育の重要性から企業されたお話、大変興味深く、母としても参考になりました。
3. 「体操服の下の肌着着用に関する指導」問題について
さて、今月、川崎市議会予算特別委員会での山田議員による質疑が大きな話題になりましたのでご紹介します。
山田議員が、小学生の子を持つ親から、川崎市の一部小学校で行われている「体操服の下の肌着着用の禁止」について相談を受けたとのこと。
山田議員は、質疑の中で、そのような指導が本当に行われているのか、なぜなのか、性意識の芽生えの時期に間違った指導であること、保護者に周知していないことも対応として間違っていること、などを指摘しました。
また、子どもたちの気持ちに配慮した指導を行ってほしいと要望しました。
山田議員の質疑については、ブログで全文公開されていますので、気になる方はご一読ください。
この問題は、SNSや全国ニュースでも大きく報道されたり、他の地方議員が各自治体に確認をする流れができた他、3/25にはスポーツ庁より全国の教育委員会に見直しを求める事務連絡が出されたとのこと。
地方議員の一つの質問が、全国に展開し、正しい指導がなされるきっかけになった、小さくも、大きな一歩であったと思います。
ここで一つ取り上げたいのは、山田議員自身が小学生を持つ親であり、母であることで、同じく小学生を持つ親御さんより相談を受けやすかったのでは、ということです。
性意識や肌着などのデリケートな件は、相談したくても話しやすい相手、話しにくい相手がいると思います。小学生の子を持つ山田議員は、悩んでいるお母さんには相談しやすい存在であったでしょう。
私は、リアルタイムで山田議員のTwitterでの問題提起、アンケート調査、質疑をした後の反響等を追うことができました。最初に聞いた時はゾッとしましたが、質疑後、スピード感を持って関係各所が動き、改善指導がなされるのも目の当たりにしました。
女性や子育て世代の地方議員を増やしていく重要性を、今回より実感しましたので紹介させていただきました!
本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。