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27.【勉強記録】アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)のススメ

こんばんは!4歳、1歳の2児のママで、育休中に議員インターンをしているあすかです。

先日育休者のオフ会で、ABDという手法を使った読書会に参加したので、まとめてみます。

1. アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)とは?

1冊の本を、複数人で分担して読み、発表・共有することで、より深い読書体験ができるものです。一人で最初から最後まで読まなくても、本の内容・全体感を把握することができます。対話による「能動的な学び」を得る効果があります。

公式サイトから、開発者 竹ノ内さんの説明を引用します。

開発者:竹ノ内 壮太郎
アクティブ・ブック・ダイアローグ®は、読書が苦手な人も、本が大好きな人も、短時間で読みたい本を読むことができる全く新しい読書手法です。

1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られます。

以下、ABDの進め方の流れです。

1.オープニング
⑴「チェックイン」
開催にあたって、集まった参加者で小グループに分かれて、それぞれの今の気持ちを共有します。

⑵「オリエンテーション」
アクティブ・ブック・ダイアローグ® の紹介や、その日の全体の流れを説明します。

2.メイン
.⑴「コ・サマライズ」
本を持ちよるか1冊の本を裁断し、担当パートでわりふり、各自でパートごとに読み、要約文を作ります。

⑵「リレー・プレゼン」
リレー形式で各自が要約文をプレゼンします。

⑶「ダイアログ」
問いを立てて、感想や疑問について話しあい、深めます。

3.エンディング
⑴「チェックアウト」
全体を通した感想を参加者どうしで共有し、会を終了します。

2.開催準備~当日の流れ

開催10日程前に、運営メンバーより、担当箇所の案内がありました。
参加者は期日(当日朝9時)までに、担当箇所をスライドにまとめ
当日は1人3分ずつ要約を発表しました。
個人発表の最中にも、チャット機能を使って
活発な議論や、経験談の共有が行われました。
所要時間は1時間でした。

3.参加した感想

・本を全部読んでいなくても、スライドの要約を聞くだけで、本当に内容が頭に入ってきてびっくりした!
・要約により、数値やキーワードを意識でき、課題・背景が理解しやすかった
・今回はキャリアがテーマだったため、実体験と照らし合わせながら聞く・考えることができた
・仲間とリレープレゼンをすることにより、「共感」「結びつき」が生まれた
・スライドのまとめ方や発表の仕方に個性があり、勉強になった
・単純に楽しかった

【今後やりたいこと】
・継続することで力がつきそうなので、オフ会があればまた参加したい
・会社復帰後に、社内で自主開催してみたい
・メンバーが興味を持ちそうなトピックの課題図書を選ぶ必要がありそう
・小学生くらいになれば、子どもとやってみるのもいいかも

4.【参考】課題図書『フルキャリマネジメント』(武田佳奈著)

今回の課題図書は、『フルキャリマネジメント: 子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得』でした。

女性のキャリアは、女性活躍推進法が制定された前後では「バリキャリ」と「ゆるキャリ」の二元論で語られてきたが、キャリアも家庭もどっちも充実させ、やりがいをもって働く「フルキャリ」が出現。

「フルキャリ」のキャリアや家庭に関する考え方や「フルキャリ」をマネジメントするために上司が意識したい「ワークライフ&グロースマネジメント」について。また、企業の思い切った施策などを紹介しています。

「社内にロールモデルがいない」「キャリアと家庭もどちらも頑張りたいのに、会社から期待されていないように感じてモヤモヤしている」「上司との関係に悩んでいる」という方に、ぜひお読みいただきたい一冊です。

「バリキャリ」・・家庭やプライベートを犠牲にして働く

「ゆるきゃり」・・家庭を最優先に、仕事は最低限とする

「フルキャリ」・・家庭もキャリアも、どちらも前向き。精神的にいっぱいいっぱいになりやすい「Full」も語意には含まれいる

今日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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