
アメリカを拠点にやっていく決断
ジュエリー業界にいて綺麗な宝石の裏側の負の側面を知り、せめて自分が提供するジュエリーは、見た目にも背景にも配慮したものでみんなの笑顔につながっていくものを提供していこう!信頼できる仲間と協力して自分でジュエリーブランドをオープンしよう!と思い、それまで10年勤めた宝飾店を離れ、独立。
↓参考記事↓
サステナビリティに関する情報やそういった機関へのアクセスのし易さ、また国際色豊かな特徴から、それまでの移住地ここアメリカを拠点にやっていこうと決意。
そうなると、外国人として住んでいる身として立ちはだかるのが、ビザ(滞在資格)問題です。
F1ビザ留学からO1ビザ取得を経て滞在していましたが、その時の自分の状況的に、ビジネスをしていくなら永住権(グリーンカード)を取ってしまった方がやっぱり後々ラクになるので、
そこからは何がなんでも取ろう!という感じでした。とにかく行動!
抽選や、アメリカ国籍保持者と恋にでも落ちて愛し愛され結婚となれば取れるという方法もありますが、こればっかりはわたくしはそうもいかず😇
目指すはセルフスポンサーで第一優先枠のEB1カテゴリーでのグリーンカード申請。
このEB1カテゴリーというもので申請するためには、いろんな必要条件があり、それを満たすためにまず実績づくりや人脈作り、アレやコレやと足も時間も使い、頭を下げ、分厚い資料を作り、お金も使い😇
(弁護士費用等まぁまぁ高い💸)
いろいろ厳しいと噂されていたトランプ政権下での申請だったため少しドキドキでしたが、
噂は噂で、申請から約1年程で無事に許可が降りました。
「やっとスタート地点に立てた!」
無事に申請許可されたことが分かった時の喜びは、一生忘れたくないかもしれません。
振り返れば、これを取るためにいろいろ頑張りました🥲
無事に取得できたのは、国内外問わず国境を超えてたくさんの方々のご協力があったからだと思います。
そのご厚意への感謝の気持ちは一生忘れずに、どんな形であれ恩返しにつながることをしていきたいと思っています。
ちなみにグリーンカードの写真の写りが気に入らなくて、撮り直したいと申し出たけど、それはあえなく却下でした。笑

さらに余談ですが、弁護士さんが作った資料のデザインが見にくいからこうしたらどうかと意見を言ったら、審査員はデザイナーじゃないからそんなの審査する上で関係ない!と怒られました😇
そうですよね。完璧主義なデザイナー目線が働いてしまい反省でした。ごめんなさい。
そして未来に繋げていけるように
先立って2018年にすでにサンフランシスコベイエリアを拠点に設立していた会社から、
こうしてやっとの思いでジュエリーブランド「three x seven Jewelry (スリーバイセブンジュエリー) 」を立ち上げるに至りました。
2020年のパンデミック真っ只中でのオープンとなりました。(パンデミックは言わずもがな予想外😇)
サステナブルな素材を使ったとしても、良質なジュエリーを。タイムレスかつベーシックで上質なアイテムを。
まだまだ道半ばですが、ジュエリーの輝きが本当の意味でよりクリーンで美しくなるように、スリーバイセブンジュエリーでは可能な限りトレーサビリティーに取り組み、
人、環境、社会にプラスのインパクトを与える方法を模索しながら、努力とアップデートを重ね続けていきます。
