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【旅行記】しろまる駅に行ってみた

白丸あすか の由来について

いつも当アカウントを見ていただき、ありがとうございます。しろまるです。

本キャラクター名には由来があり、タイトルの通り実在する無人駅「白丸」が元となっています。

学生時代に初めて白丸駅を訪れた時からその雰囲気に惹かれており、好きな駅の名前という理由で苗字に採用しました。下の名前のほうは漢字をあてると「明日奏あすか」、明日を奏でるという意味です。(字画はけっこう良いらしい)

「白丸」という苗字をランキング検索してみると、2万位台の非常に珍しい苗字という結果でした。2024年10月現在、全国には200人強の白丸(しろまる・はくまる)さんがいるようです。

しろまる、激レアΣ(-᷅_-᷄๑)!

———前置きはほどほどにして、白丸駅のセルフ聖地巡礼にいきたいと思います。ルーツを辿って、いざ奥多摩へ!!!

白丸駅に行ってみよう

と、いうわけで、

/ じゃじゃ〜ん \

青梅おうめにやってきました。よく地理音痴ネタにされる青海あおみと字面が同じ、関東山地の縁に位置する町です。

よほど間違える人が多いのか、
改札にはこんな張り紙がΣ(-᷅_-᷄๑)
レトロ推しの青梅駅構内には、沿線の駅紹介がありました。白丸駅はというと………?
何 も な い と こ ろ が 良 い

【悲報】
しろまる、何もない。

———まぁ、白丸駅には過去に何度か行っていて秘境なのは知っていますし「何もないがある」は今住んでいる道北のセールスポイントだとも思っているので、そこらへんは無問題です。

気を取り直して出発!

普通奥多摩行きに乗ります。北海道的にはじゅうぶん長い4両編成も、東京だとかなりのローカル線です。

白丸駅は青梅線の終点、奥多摩のひとつ手前の駅です。多摩川に沿ってのんびりと渓谷を走ること約30分。

ついにその時がやってきました。

The next station is Shiromaru.

自動放送に名を呼ばれ、白丸駅に到着です!!!

乗ってきた電車が、駅を出てすぐのトンネルに吸い込まれていきます。休日の昼間に白丸で下車したのは私含め2人だけでした。
かなり山の中ですね。
駅名標はこんな感じ。
次が終点の奥多摩です。
名所案内はだいぶ年季がはいってます。
青梅線の各駅は近くの山に登るための登山口となっていて、登山届を提出できる箱が設置されています。
白丸は両側がトンネルです。
踏切もしろまる。
すべてがしろまる。
駅全景。
白丸駅らしい白くて丸い待合室が目立ちます。


ご覧のように、白丸駅は奥多摩の山奥にひっそりと佇む東京都内とは思えない秘境駅です。一説によると、東京にあるJR駅の中で最も利用者が少ないんだとか……

そして、白丸最大の特徴がこちら↓

/ じゃじゃ〜ん \
駅徒歩ゼロ秒の民家Σ(-᷅_-᷄๑)

私は秘境駅なのに民家との距離感がバグっているという摩訶不思議な空間が好きで白丸この駅を推しています。

すごく絵になる場所で、色々なドラマが想像できちゃいますね。

白丸駅の近くには何があるの?

終点の奥多摩のひとつ手前という絶妙な場所に位置し、言ってしまえば陰が薄い白丸駅の周辺には一体何があるのでしょうか。しろまるとして、しろまるの魅力を発掘していきたいと思います。

一般人が使える白丸駅の出口は2ヶ所あります。踏切側にあるメインの出入口と、

ホームから直接出られる裏口です。

面白そうなので、裏口ここから探検に出かけましょう。

裏口を出ると、ホームに沿って細い道が伸びています。
人がやっとすれ違える程度の細さです。
線路が近いので、電車の足回りが見えます。
右から読むタイプの案内…Σ(-᷅_-᷄๑)?
いつからあるんだ…

細い道と階段を少し進むと、とある看板を発見。

!?!?!?
しろまる卵?!?
実はこれ、奥多摩産の平飼い烏骨鶏卵うこっけいらんの直売所なんだそうです。知らなかった〜😳
再び山肌に沿って細い道を歩き、
階段を降りると、
国道411号線に出られました。
国道沿いにはバスもあります。
もちろんバス停名も、しろまる。

白丸駅から国道まではけっこうな高低差があり、駅周辺は山の斜面に集落が形成されていて秘境ながらも建物密度が高かったです。踏切から山の上のほうに行くと、老人ホームや神社があるみたいです。

白丸駅から1駅歩いてみよう

さて、

せっかくなのでもう少し付近を探検してみましょう。ここから隣りの鳩ノ巣はとのす駅まで歩きます。

歩行者に優しくない国道を奥多摩方向へ少し歩くと、
対岸に渡れる橋があります。
橋上の景色はこんなかんじ。
東京とは思えない大自然です。
(画像中央に青梅線の電車が写っているよ)
橋を渡り切ると森の中のレストラン「アースガーデン」さんがあります。

今回は食べていませんが、いつか入店してみたいですね↓

森のレストランを横目に、下流に向かって遊歩道を歩いていきます。

アースガーデンさんの近くに川沿いにずっと続く遊歩道の入口があります。
マイナスイオンを感じる(気がする)
足場は決して良いものではありません。奥多摩探検は動きやすい服装で挑みましょう。
しばらく歩くと、何やら巨大な人工物が見えてきました。
/ ドン!\
白丸ダムです!

白丸ダムは1963年に作られた高さ約30メートルの重力式コンクリートダムです。白丸駅から歩いてきた水辺は、このダムが堰き止めている白丸湖でもあります。

ダム脇にある東京都の施設「エコっと白丸」で
ダムカードとペンが貰えました♪

このダムの見どころは、まだあります。

白丸ダムにはダムの上流と下流を魚が行ったり来たりできるようにするための機能である魚道ぎょどうが備え付けられています。

そしてなんと、その様子が見学できちゃいます!

魚道見学の入口は、エコっと白丸同様にダム上部のすぐ脇にあります。
(駐車場があるので車でも来れます)
魚道の全容。文字通り魚の通り道ですね。
(ちなみにここの入口でもダムカード貰えました)

魚道を見学するためには

ダムの底へ降りる必要があるのですが…

/ スゥゥウウウッ………!\

そのための階段が吸い込まれるような螺旋状で何とも言えぬ恐怖を覚えます。SF映画に出てくる地下施設への入口みたいで、ちょっと興奮もしてきますね。

奥多摩の大自然から急にコンクリートだらけの世界に放り込まれたせいで、自然と人口物の落差でサ活ができちゃいそうです。

階段を降りきると…

本題の魚道があります。ここを魚たちがのぼっていくんですね〜
水に目を凝らしてみましたが、残念ながら魚は見つかりませんでした。

魚道の見学ルートは一方通行なので、帰りは例の螺旋階段を通らずダム上流側の湖畔に出ました。

再び歩行者に優しくない国道を鳩ノ巣駅に向かって歩いていきます。
途中、トンネル横から旧道、そして川沿いに降りることができたので国道から逃げるようにそちらへ行ってみました。
川沿いのコースには廃ホテルや、
滝、
なんかいい感じの橋などがありました。
ラストスパートで坂を登りきると…
鳩ノ巣駅に着きました!

白丸駅から鳩ノ巣駅まで湖畔の遊歩道と白丸ダムを諸々見学して、かかった時間は約1時間でした。

車社会の稚内市民にとってはだいぶいい運動です…_:(´ཀ`」 ∠):

今回は白丸駅から鳩ノ巣方向に歩きましたが、反対方向や近くの山々にスポットライトを当てることでまだまだ探検のしがいがありそうです。

奥多摩は都心からも日帰りで楽しめるプチ秘境なので、興味がある方は足を運んでみてください!

◆   ◆   ◆

今回は 白丸あすか のルーツである青梅線の「白丸駅」を訪問しました。無人駅、秘境駅にはそれぞれ個性があり、お気に入りの駅が全国にいくつかあります。

私が創作活動をしていくうえで、おそらく今後も好きな駅や印象に残っている実際の地名を使ったキャラクターが登場すると思います。

元ネタを探してみてね🔍

余談ですが、青梅線には『しろまる先輩は距離感がおかしい。』の主人公 川井雪音かわいゆきね の元ネタ、「川井駅」もあります。
こちらは高台のカーブにホームがあり、開放感のある景色が特徴的な駅です。

(おわり)

#旅行記
#奥多摩

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