【旅行記】なんで、私が徳島に!?
ちょっぴり旅程崩壊
はいどうも。
ご無沙汰しております。
しろまるです。
———2024年9月4日。
私は今、
新千歳から神戸に飛び、その足で西日本最大の都市である大阪に来ています。
———さて。
大阪から次の目的地である、徳島へ向かいたいと思います。
なんで私が徳島に行くのかは後からお話するとして、この時に想定していた四国入りのルートを紹介します↓
14:50 南海なんば駅発(特急サザン)
↓
16:07 和歌山港駅着
↓
16:20 和歌山港発(南海フェリー)
↓
18:30 徳島港着
↓
バスで徳島市街へ です。
南海電車は終点の和歌山港駅で徳島行きのフェリーに接続しており、鉄道と船が連絡橋で繋がっている全国でも珍しい場所なのです。
さらに、この経路は同じ「南海」同士ということで「和歌山港⇄徳島港」のフェリー料金だけで「なんば⇄和歌山港」の南海電車に乗れるという、鉄道が無料になるお得な切符があります。
この切符を使って、青函連絡船の旅路にでも思いを馳せながら安く徳島へ渡ろう。そう考えていたんです。
…
……
………いたんです。
しかし現実は、
乗船予定の16:20発のフェリー(7便)が欠航しているではありませんか!!!
定期検査による減便だと思いますが、台風情報だけ調べて「問題なさそうだ」と余裕こいていた私の落ち度です。皆さま、旅行の際は前もって利用する乗り物や施設の運行・営業情報を確認しましょう。ぴえん。
…というわけで、仕方なく高速バスで徳島入りをすることになりました。大阪市内から徳島駅は2〜3時間ほどで、乗り換えがないのでJRより早くて安いです。
徳島の夜
和歌山を経由しなかったため、幸か不幸か予定より早く徳島に着きました。
軽く駅前を散策してから宿に向かおうとした時、私の目にあるものが写りました。徳島中心街の南西に聳える、眉山です。
ロープウェイでちょちょいと山頂まで行けるみたいなので、登ってみました。
眉山はロープウェイに乗らなくても、マイカーで山頂まで行けるみたいです。道民的には、どこか函館山を彷彿とさせますね。
ロープウェイは往復で1,030円しますので、景色は綺麗ですが山頂の充実度的にちょっと割高かな………と思いました。
きっぷ売り場のおじさんも「上に何があるんですか?」という観光客の問いに「なんもない!景色だけや!」と開き直っていて、むしろ好印象でした。
◆ ◆ ◆
そろそろお腹が減ってきました。
徳島でグルメといえば、これ!
徳島ラーメンです( 「・ڡ・)「!
豚骨醤油スープの細麺に甘辛の豚バラ肉と生卵が乗った、見るからに美味しそうな逸品。
徳島ラーメンはお初だったのですが、あまりの美味しさに感動してしまいました。
先月下仁田で食べた「下仁田ねぎの唐揚げ」には惜しくも及びませんでしたが、2024年食べたものの中で2番目に美味しかったです!
この日は夜の時間帯だったので、宿の近くにあった東大さんの本店でいただきました🙏🏻
そのまま徳島市内で宿泊。
お疲れさまでした(-_-)zzz
絶景!大勝利の鳴門観光✌
2泊3日の徳島旅。中日は県北東部の鳴門を観光しました。
お次は渦の道とセットの入場券を購入するとお得に入館できる「大鳴門橋架橋記念館エディ」を見学します。
鳴門公園には有名な「大塚国際美術館」もありますが、時間と気分と予算の都合でパスしました。
◆ ◆ ◆
さて、
そろそろ時間もいい頃合いなので、
鳴門公園のメインイベントに行きましょう!
やってきたのはこちら↓
〜【ここでひとつ旅の豆知識】〜
観光船は、小さいからといって侮ってはいけません。
大型船は設備が豪華で揺れにくいなどのメリットがあるものの、実は、小回りが効く小型船のほうが観光対象にギリギリまで近寄ることができるため、アクティビティとしての満足度は高い傾向にあるんです。
乗ろうとした船が小さくても、気を落とさないでくださいね^_^
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お目あての渦潮は…
…………………………
……………………………?
最の高でした!
目と鼻の先でぐるぐると渦巻く大迫力の鳴門海峡に、わざわざ足を運んだ甲斐があったと感激しました。
やはり実物はネットや橋の上から見るのとワケが違いますね。至近距離ゆえにスマホでもばっちり写真が撮れるのがgood (๑˃̵ᴗ˂̵)و !
大満足で鳴門公園を後にしたのでした。
徳島ラーメンはやっぱりおいしい
鳴門観光を終えて徳島市内に戻ってきた私は、昨晩たべた徳島ラーメンの味が忘れられず、有名店の「中華そばいのたに」へと向かいました。
閉店時間が近く、売り切れ覚悟だったのですが…
お!
営業中!
やってるぞ!
うおおおおお!
滑り込みに成功し、無事に2日目も徳島ラーメンにありつくことができました!
昨日食べた東大さんよりは優しめな味わいでした。うまし。
徳島ラーメンには、主に「茶系」「黄系」「白系」の系統があるそうで、今回入った2店舗は「茶系」にあたります。
また徳島訪れる機会があったら、他の系統にも挑戦してみたいですね。
徳島ラーメン…恐るべし!
なんで、私が徳島に!?
そろそろ記事のタイトルを回収していきたいと思います。
突然ですが、皆さま「経県値」というものをご存知ですか?旅好きのフォロワーさんにはお馴染みかと思います。
経県値とは、今まで行ったことがある都道府県を訪問の度合いに応じて点数分けし、自分の国内旅行レベルを可視化するものです。
まずは、今回徳島に行く前の私の経県値をみてみましょう。
合計点数189点。
出身地の神奈川と現在住民票がある北海道が最大の5点(住んだ)で、その他大多数の都府県は4点(泊まった)になっています。
…おや?
1ヶ所だけ3点の黄色(歩いた)の場所がありますね。
———そう。
徳島県は今まで何度か乗り鉄旅行で通過したり、徳島駅前から深夜バスに乗ったりで訪問をしたことはあったのですが、純粋な徳島への宿泊経験がなかったのです。
今回の旅で経県値上で徳島が「泊まった」に昇格したことで、47都道府県すべてで宿泊実績を解除できました。様々な目的がありましたが、これが主な「なんで、私が徳島に?!」の答えです。
(´-`).。oO(これ以上経県値を上げたければ引っ越すしかないのか…)
徳島→東京 東九フェリー乗船記
連泊で徳島を満喫し、ラーメンに魅了され、もっと徳島に滞在していたいところですが、残念ながらお別れの時間がやってきました。
これから次の目的地、東京へ向かいます。
徳島→東京の移動手段は
①徳島空港→羽田空港の直行便。
②JRで高松→岡山と出て新幹線を使うルート。
③行きに使った高速バスで大阪に行き、新幹線に乗り換えるルート。
④南海フェリーで和歌山へ渡り、大阪から以下略。
⑤深夜バス1本で行くルート。
など様々です。
今回選んだのは…?
オーシャン東九フェリーは福岡県の新門司港から徳島港を経由して東京港までを結んでいる長距離フェリーです。全区間を乗船すると約35時間にもおよぶ長旅となります。
(ちなみに、しろまるさんは学生時代に相棒だったカブと一緒に新門司→東京に乗ったことがあるので、東九フェリー自体は2回目です)
今回は、これの徳島→東京区間のみに乗っていきたいと思います。
徳島を出港してしばらくは、紀伊水道を和歌山の海岸線に沿って航行します。天気は晴れ、海も穏やかで絶好のクルージング日和です。
潮岬を過ぎてしばらくするとスマホの電波が入りづらくなります。窓際に持っていくとかろうじて繋がるレベルだったので、窓のない内側の船室は圏外でしょう。個室課金の甲斐がありました。
日も落ちたので、大浴場で汗を流し、夕食タイムとします。フェリー「どうご」には、大浴場とシャワー室の両方が完備されていました。
この頃になると、流石に陸地との距離がありすぎてスマホは圏外になります。お風呂に入ってご飯も済んだので、寝るとしましょう。
朝日は5:30東京着なので、夜更かしは禁物です。
(( _ _ ))..zzzZZ
◆ ◆ ◆
おはようござます。
4:50に起床船内アナウンスがかかりました。
今回の徳島旅はここまでとします。
この後サンライズに乗ったり小豆島へ行ったりしましたが、それはまた別の記事で書きたいと思います。ありがとうございました。
おわりに
最後にこれだけ伝えておきたいんですけど、徳島の人、めっちゃ優しかったです。
徳島…というより四国全体に共通してですが、お遍路の文化があるせいか、他地域よりも旅人に対してのホスピタリティが素晴らしいんです。
今回はホテルのフロントでも、バスの窓口でも、施設のチケット売り場でも、総じてこちらの旅程がよりよいものになるように真摯な対応をしていただき、気持ち良く観光ができました。
口調もマイルドな関西弁といった具合で、親しみやすさの中に落ち着きと優しさがこもっていてとても心地よいです。生粋の関西のノリは元気で楽しいですが、たまにグイグイ来られてびっくりする時がありますからね、、、σ^_^;
今度徳島を訪れた際は、ラーメンの系統制覇と県南部のレールバス「DMV」や廃校水族館などを観光してみたいです。
(おわり)