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挑戦記:新しい言語からみえたもの、脱子供化計画

はい、今日はアドラーさんからすごい言葉を頂きました。

「やる気が無くなった」んじゃない、「やる気をなくす」という決断をしているだけ。

ああ、そっか。
こんなに怖くて、でも分かる言葉はないなあ。

私は、やったときのことを考えて、大体やる気をなくす。
否、やる気を無くす決断をしている。

ああ、もう考える前にやろう。
失敗したりとか、上手く行かなかったら、とか
考える前にやろう。

考えてしまったら、とりあえずその気持ちを横に置くのだ。


「わかっているけどできません」は、やりたくないだけ。

そうなのよねえ。
やりたくないの。
知ってた。

やりたくないのに、やらない状況が苦しくて、ここまで来たの。
「自分はやれる」「それだけの人間であり、価値のある有能な人間だ」
「みんなにすごいねって言ってもらえるはずだ」
そんな思いがずっとあって。

私は、自分に「できないこと」だらけなこと。
「それだけの人間なんて、だれも意識していないこと」
「すごいねなんて言ってもらわなくても、私はこの世界に立っていたこと」
そんなだめだめで、当たり前で、良いところももちろんある自分のこと、
全然許せてなかった。

やりたくなかったねえ。
大丈夫。やれるから。

いっつも自分の心の吐露で終わってしまうので、
今日はここでイチエピソード。

1, 新しい言語

新しい言語を学ぶ時、口の中がまいごになる。
必死に真似するけれど、
そんな音、私の口はいまだかつて出したことなどない!

とっても面白い。
教えてくれる側も、大爆笑。
「お前、これ言えんのかい!!!!!」みたいな。
最後には、「もはやなんで言えないの?」と呆れられる。

ネパール語で、「kha」と「ka」は違うらしい。
わからん。一向にわからん。
それとなく言ってみても、言えない。
私は一生「कान khana(耳)」が言えない笑

一個気づいたことは、
今まで私が認識したことがなかった音の存在に出会ったということ。

まだその音には出会えていない、が。笑

ただ、そこにいることはわかった。

世界はなんて知らないことに、溢れていて、
触れたことも、見たことも、聞いたこともないことが
想像するよりももっと、もっと、
そこここに散らばっているんだろう。


2, 脱子供化計画。

先週の木曜日の夜に、ネパールでお世話になっているビカスさんに、
私のChallenging Things(ネクストステップ?挑戦すべきところ?)
を教えてもらいました。

「You're like a kids, right?」

うわー、イエスだわーーー。
しかも、良い側面ももちろんあるんだよ。と付け加えてくれる優しさ。

ああ、そうだった。
私は大人になりたくて、ネパールに来たのね。

物事をやり切りたくて、誰かのために時間を使いたくて、
仕事したって言いたくて、頑張りたくて、
ここに来た。

大人になろうじゃないの。

自分の食べたい弁当とお茶を選ぼうじゃないの。

唐突にも、先週からネパールにて、
人生初の一人暮らしが始まっている。

お世話になっている一家の家の一間がまるでAirbnbのようで。
キッチン付きの1LDK。トイレ・シャワー共用。

好きなものを作れる。
部屋を好きに使える。

まさかまさかの、2ヶ月の借りぐらし。
めいいっぱい自分の生活を作る。

今日は部屋を掃くための箒を買いました。

キッチンすっきり!


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