私の子守をしてくれた「ドラえもん」
これは小学校1~2年生ぐらいに買ってもらった単行本です。
てんとう虫のマークが気に入らなくてハートのシール貼ってるあたりが女の子の持ち物ですね。
両親が共働きで、弟は夕方まで保育園。
それまで家には私一人。
学校から帰ったらすぐにコタツから頭だけ出して舐め回すようにドラえもんを読んでいました。
まさに「ドラえもん」に子守をしてもらうような状態でした。
こんな感じで。
当時の「写真」は現在より手間とお金がかかるものだったので、私が家で一人でいる時の様子なんて撮られているはずもなく、絵で再現。
私が持っているのは28巻まで一冊ずつカバー下の色が違う、古いバージョンです。現在は赤に統一されているはず。
子供の頃買ってもらった単行本は、今でも手元に30巻代まであります。
他に大長編、ドラえもん百科、コロタン文庫も、ボロボロだけど持ってます。
お気に入りの話にはクレヨンで色を塗っていたり、ジャイアンとスネ夫を鉛筆でグシャグシャに黒く塗りつぶしていたりw
写り込んでいる写真を発見しました!!
この頃はまだ冊数が少ない。
「小学一年生」、「小学二年生」も写り込んでいます。
愛用していた落書き帳も。箱や缶には折り紙なんかを入れていたと思います。
机の上には小学二年生(現在休刊・泣)の付録と思われる、紙のペン立て。
当時は厚紙を組み立てる付録が主流だったなあ。
もう一枚、同じ年の違う時期に撮られたもの。
ちなみに真ん中のは弟の脚です。
「小学二年生」の冊数からすると、85年の9月に撮ったのかな?
ドラえもんの背表紙にシール貼ってるのはここでも確認出来ます。
私の小学校入学時は、あまり家計に余裕がなかったようで、母の実家から母か叔母が子供の頃に使っていた机をもらって来ました。
形状がのび太の机にそっくりだったのでお気に入りでした。
でも今思うと、机の形を気に入って「欲しい!」と言ったような気もします。
ドラ好きであの形状に反応しない人いますか?w
おそらく初めて見た時「のび太の机だ!!」だったはず。
机の上にあるのは弟の「ケイブンシャの大百科」の戦隊ヒーローの本ですね。これも懐かしい。こっちは残ってないだろうなあ。
漫画の単行本というものは、度々ピンチに陥ります。
こんな感じで。
「ドラ質」ですw そして、まんま、のび太ですw
でも一番のピンチは度重なる引越しでした。
30巻代数冊と「のび太の日本誕生」が欠けるはめに……。
引越しが多かったゆえ、自分にとって最も「実家」と呼べるのは、
この「ドラえもん」の単行本を開いた状態です。
コタツに潜って舐め回すように読んでいた、というより眺めていた時間に戻ります。
親と会話するより「ドラえもん」読んでいた時間の方が多かったかも。
日曜日、家にみんな居るのに、
「日曜日だから大長編読もう」だったので。
現代と違って、どこの家にも映像の再生機器があるわけではなく、劇場版は見られませんでしたから。
ドラえもん好きで私のような子供時代だった人は結構多い……と思うのですが、どうなんでしょう?
私の場合、字を読めるようになって単行本を手に取るよりも更に幼い頃にすでにドラえもんに関する記憶が多いです。
次はそのことについてお話します。
本来、ある目的があってドラえもんについて書こうと思っていますが、
その前に私がどれだけ頭の中が「ドラえもんだらけ」な子供だったのか、知ってもらう必要があると感じたので、もう少しお付き合いください。