いきものを飼っている人へ

特に、感染者の多い地域にお住まいの方へ。

新型コロナウイルスに感染している人が日に日に増えている中、もし自分や家族が感染してしまったら、ペットたちはどうなるか、どうしたらよいか少し考えてみました。

普段であれば同居している家族や友人に任せる事ができるかもしれませんが、家族も同様に感染し入院する可能性もあります。また、知人に預けることも難しくなります。
「コロナに感染してしまったけれど猫預かってくれない？」と言われて簡単に良いよとは言えないと思うのです。また、動物病院やペットホテルに預けられない可能性もあるかもしれません。

なので、極力各自備えておく必要があると思いました。

「自動給餌器」と調べると、家にいなくても水や餌をあげられる製品が出てきます。タイマーだったり、スマホで操作できるものカメラがついているもあります。ぜひ調べてみてください。ウサギなど小動物にも使えるかもしれません。

調べると魚用の自動給餌器もありました。

生きものの種類によっては餌を与えずに2〜3週間生きられる生き物もいますので、その生きものによって対処は変わると思います。（金魚などはエサを大量に与えすぎると食べ残しで水が汚れて死んでしまうことも。）

飼育しているペットをしばらく家においておかなくてはいけなくなった時のことを、少し考えてみてはいかがでしょうか。

いま、できる事があるかもしれません。

あと一つ。

飼育している生きものを絶対に野外に放さないでください。犬猫も、鳥も、ハムスターも、金魚も、外国のクワガタ もです。

どうか身勝手な飼い主にならないでください。それによって他の多くの生きものが悪影響を受ける可能性があります。必ず最期まで面倒をみてください。

すでにコロナに感染した人もまさか自分がかかるとは思っていなかったはず。もちろん防ぐのが一番大事ですが、もし急に入院となってしまった時、困らないように大事なペットのことを考えみてはいかがでしょうか。

備えはバッチリだよ！って方もいると思いますがそうじゃない方もいると思うので書きました。

東京都獣医師会「飼い主さんに向けて（新型コロナウイルスQ&A）」のリンクを載せておきます。

公益社団法人 東京都獣医師会