「うしおととら 藤田和日郎」1〜3巻感想
うしおととら 藤田和日郎 小学館/少年サンデーコミックス
※インスタに投稿したものとほぼ同じ内容です。
長女(小学生高学年)がマイコプラズマ療養中のある日
「ちょっと怖いかもしれないけど読んでみる?」ともちかけてみました。
長女がうしとら読んでいる隙に私は色々用事を済まそうと思ったのですが、気付けば一緒になって読んでしまっていました。
序章「うしおとらと出会うの縁」
序章「うしおとらと出会うの縁」
なにもかもが懐かしい とら登場の最初のエピソード
第一章「石喰い」
第一章「石喰い」
石の鎧兜、同級生女子の裸に一切動揺なしの潮はただものじゃない
潮がこの先どんなにモテても鼻につかないのはこういうところ
この鎧兜が最終決戦でああなるとは!
第二章「絵に住む鬼」
第二章「絵に住む鬼」
羽生礼子と間崎賢ちゃん先輩登場の回
初期礼子の全て諦め切った暗い表情、ずっと忘れられない
最後にあの絵が明るく変わるところいいですよね
礼子もその後あんなに明るくなってとほろり
第三章「とら街へゆく」
第三章「とら街へゆく」
タイトルは「飢眠様」なのだけどずっと「飛頭蛮」で記憶していました。
「真由子」「休日」「おでかけ」から始まる惨劇エピソードの初回
飢眠様たちの発言がいちいち怖いのと、コマのすみで食いちぎられる人々、エレベータで逃げているところを外側から追いつめられる展開が怖くて、この話もトラウマ回
空を飛べるのは強い、怖い
2代目お役目様こと「日崎御角」の名前が出てきたり、真由子ととらとハンバーガーの組み合わせが始まったりと大好きなエピソードでもあります。
途中で気づいて直しましたが、ずっと「御門」だと思っていました。お役目さま!
第四章「符咒師 鏢」
第四章「符咒師 鏢」
前置き:わたし鏢さん大好きですから
長女は、本を読んでいる最中に内容について話しかけたりすると恥ずかしがってどこかに行ってしまうので、そっとしておくことを心掛けています。
いるのですが…鏢さんがいたから…つい
「うっひょう!鏢さんじゃん!!私この人大好き!!!」と叫んでしまいました。
ごめん。
「うっひょう」とか素で出てきたことにびっくりしました。
私が叫んだせいで、鏢さんにドはまりするきっかけを奪ってしまったのなら、悔やんでも悔やみきれませんが、別にそんなことはなさそうなので、「あれーおかしいなあー」と思っています。
長女とは割とポイントがずれる。
前々からそんな気はしていましたが、長女は厨二病に罹患していないっぽいです。眩しい。
鏢さん大好きな私ですが、鏢さんの「こども」判定枠はちょっと狭すぎるよねと思っています。
でも好き。
第五章「あやかしの海」
第五章「あやかしの海」
みんなで海水浴にいったら麻子と地元の少年がでっかい妖怪に飲み込まれたよ。
海座頭の発言で潮の母が生きていること、なにやら妖怪たちに憎まれていることが判明。
後に白面の者の尾の一つと判明する「あやかし」なんだけど、なぜかあまり印象に残っていないのですよね。
◆
「うしおととら」初めて読んだのは多分、町の児童館
「剣勇伝説YAIBA」とかサンデー系、りぼん系もろもろ、歴史漫画もここでお世話になりました。
いまにして思うと小学生が自力で移動できる範囲に小型児童館が複数ある環境、すごくよかったなー