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全身の血流を良くして腎不全の進行を抑える:⑰磁気治療器ソーケン

腎不全に冷えは大敵です。体が冷えると、血管が収縮して血液の循環が悪くなります。そうなると血液による老廃物の運搬がうまくいかなくなり腎臓にますます負担が掛かることに。ねこさんは暖かい場所を見つけるのが上手ですが、なるべく体を冷えから守ってあげるのが大事だと思います。むしろ冬より夏の冷房があまり良くないと感じています。コマさんが腎機能低下を起こすのって偶然にも夏なんですよね。

そこでうちでは夏でも使いやすい磁気治療器を利用しています。うちで使っているのはソーケン。

ペット用にも磁気ユニットというものが発売されています。レンタルも出来るみたい。

30分くらいそばに置いておくと全身の血流が良くなってホカホカになり、気持ち良いみたいです。人間の肩こり腰痛にも使えます。お灸も良いみたいですね。一度火を使わないお灸をコマさんに試してみたことがあるのですが、絶対に断固拒否!という感じで暴れてしまうので無理でした。じろちゃんは気持ちよさそうなので、使えるねこさんは普段からたまにお灸でケアしてあげるのも良いのではないかと思います。

火を使わないお灸をペタっとマステで貼られたじろちゃん

冬はエアコンや床暖房に加えて、お気に入りベッドの下に電磁波の出ないミニホットカーペットを敷いています。このホカペ本当にめちゃくちゃオススメです!12時間で自動で電源も切れるし、温度が上がり過ぎると自動で断線するし、何より電磁波が出ないのでねこさんの小さな体にも安心。これを下に敷いたベッドはコマ姉弟に大人気です。

今回の記事でコマさんの腎不全治療の内容を全て書き終わりました。情報は随時更新していく予定ですが、年内に書き終わって良かったです。このnoteは今後もインスタで書ききれなかったことなどを書いていこうかなと思っています。

愛する家族のねこさんが腎不全と診断されてもやれることはたくさんあるのでどうか諦めないでくださいね。長く良い状態を維持できれば、宮崎先生のAIM製剤が実用化されるのもあと少しです。

腎不全に限らずどんな病気であれ(コマさんはアレルギー症状にも相当悩まされました)、飼い主が希望を持って受動的ではなく能動的に治療に取り組むことが大事なのではないかと私は感じています。状態が上向かないのに病院で言われた治療だけを受動的に行っても難治性の病気には太刀打ち出来ません。また、能動的というのはねこさんに負担をかけて無理な治療や無駄な治療を手あたり次第にすることではありません。病気について正しい知識を得て理解した上で、たくさんの選択肢から飼い主がその子に最適な治療を選ぶことだと思っています。そのためには掛かりつけの信頼できる獣医さんとの連携はもちろん、セカンドオピニン、サードオピニオンもときには必要になるかもしれません。これからも色々アンテナを張って情報収集し、情報を取捨選択するためにたくさん勉強し続けようと思います。


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