篠澤広に狂わされたPが、ズブの素人からぬい作りに挑戦する記録 Vol.ほぼ日記(超準備編)
※今回は ”超準備編” です(ぬいに取り掛かりません)※
※この記事は学マスのネタバレ(主に篠澤広について)を含みます!※
※もちろんTrueEndの画像も出てくるので、理解したうえでお読みください!※
自己紹介(まえがき)
星の数ほどある記事の中から読んでいただきありがとうございます。
はじめまして。婭醉と申します。
え? よく聞こえなかった?
……そうですか。では、もう一度。
はじめまして。婭醉と申します。
『どうやって読むんだよ』
『なんだよ その漢字、見たことねぇよ』
『……え? なに? 俺が知らないだけ??』
と、みなさんの困惑する顔が、天井のシミになって見えてきます。
私の名前なんてどうでもいいので、まずはこれを見てください。
ぼくが篠澤をPしていて撮った、今のところ最高の写真です。
……いや、こっちも見てください。
早々にオタクで申し訳ないんですが、ここが一番好きです。
自分がアイドルとしてステージに立ち、ファンを魅了して、心を動かす存在になっている……。
それを自覚した瞬間というか、「自分一人の、趣味の世界だった」ものが、この『光景』を見て、自分の中で確実に心が動いた瞬間の表情……。
いや~~~~!! すき~~~~~~!!!!
はい。私は篠澤にお熱なんです。
というのも、ここまでゲームキャラに ”推し” を感じたのが久しぶりで、ひじょ~~~~にテンションがMAX。パフェの上にプリンが乗ってるみたいなもんです。ハンバーグがデミグラスに沈んでるみたいなもんです。ハンバーグの上にプリンが乗ってるみたいなもんです。
冗談は置いておきまして。なぜ、ぼくがこんな記事を書くに至ったか?
まずはこちらをご覧ください。
そう!!!
学園アイドルマスターの初ライブ!!
……展開が早すぎる!!
グッズ展開もそうでした。早々にゲーセンとコラボ、はたまた全国のアニメイトでのグッズ販売、そして、書店キャンペーン……。
ぼくはそれほどアイマスを追ってるわけではなく、シャニマスをちょっとやってるくらいなのですが、グッズ展開がとにかく早かった!!
そして、その情報を一切キャッチしようとしていなかったオタクの末路は……。
そう。アニメイトでの販売予定は 5/24 でありながら、実際には早めに発売している店舗が多く、すでに品切れが続出。
発売日に知った私が買えるわけなどなく……。
アニメイトさん、広のアクリルバッジ、もっと刷りましょう。
俺が言えるのはこれだけだ。頼む。本当に頼む。1個でも2個でも30個でも、発注ミスした分だけ買うから。この言葉の責任は取らない。
とはいえ、通販(アソビストア)の先行販売品は缶バッジを購入、ゲーセン景品もアクリルスタンド入手。そして――
そう!! 書店キャンペーンも篠澤を自引き!!!
え?? なに?? 相思相愛?? となって友人に怪文書を送り付ける始末。
そんな青春のオタクロードを突き進む私ですが、もちろん、書店キャンペーンでは本を購入しなければカードはもらえません。
でも……。
『特にほしい本ねえんだよな~~』
となっていた私の心に語り掛けてくる声が……。
え?! なにそれ!! 天才?????
もともと、ちょっと興味あったし、本屋においてあったら買うか~~……。
置いてあった。しかもこの一冊だけ。
値段も1,892円と結構いい感じ……。ここにちょい足しでペンとか買えば2枚はもらえるぞ~!!
いや、面白そうな本が置いてあってね……。結局買っちゃった……てへへ……。
これ (+文房具) で合計額が3,000円になったので、3枚もらえることに。
店員さんが『カードは文庫本に挟んでおきますね~』って言って、曲がらないように挟んでおいてくれた。優しい。
だから中身を見ないように帰宅。ドッキドキしながらカードを一枚ずつめくっていくと……。
何回見てもうれしい。本当にありがとう。
と、まぁ、こういう経緯で本を手に入れた私。
さっきも言ったけど、もともと作るのが好きだし、興味があったので、新しく始める趣味にはいいか! と、自分の技術と謎の自信を勇気に変えて挑戦してみることにしたのだ。
これは多分……そう、例えるなら、けいおん! を見てギターを買っちゃうような……そんな気持ち……。
だから、失踪しちゃったら……ごめんね……。
とはいえ、実際モノづくりは好きだ。この背景だって、実はデスクトップの後ろで色々動かせる。
プログラムのほとんどをChatGPTに頼っていたり、背面でUnityを動かすのにはWallPaper Engineを使ったりと、いろいろ手助けしてもらってはいるものの、”推す・作る” ということには、全力で取り組んでいるつもりだ。
だから、ぬいの篠澤も完成させたい。
ぼくは、あまり人に言わないが、小さいころから着せ替え遊びみたいなのが好きだった。
女の子が遊ぶような、貼ってはがせるシールを買ってもらって、ぷくぷくシールの女の子に、ワンピースを貼っては剥がし、着せては脱がせて遊んでいた。
推し活コーナーに行くたびに見ていたぬい用の服を着せることができたら、どんなに楽しいだろうか。その光景を見たい思いでこの本を買ったんだ。
本題へ
本題に入るのが遅れて申し訳ない。
再度、自己紹介をさせていただこう。
初めまして、婭醉(あすい)と申します。
どう? 今度は聞き取れた?
変な漢字を使ってるのは、単純にこの字が可愛かったから。
それ以上の理由も、それ以下の動機もない。音が好きだから選んだだけだ。
閑話休題。
まずは、ぬい作りに必要なものを本でチェックしていこうと思う。
本を開いてみる
本を開くと可愛いぬい達の写真が!!
え? この子たちを作れるようになる技術が、この一冊に詰まってるの??
となって、すごくワクワクする。
目次には、基本・応用といった感じのジャンル分けがある(勝手に決めた)。比率は 3:7 くらい。ちょうど、地球の陸地と海の面積比に同じだ。
それに、ページの最後には大量の型紙付き!(タイトルの通り、髪の毛や顔の型紙が多くて、ちょっとアレンジすればいろいろなキャラが再現できそう!)
パラパラ読んでみると、縫い方とかステッチの基本も結構しっかりとかかれていて、これならやる気があればできそうな感じだ。
何が必要なんだ
本を開いて8ページには基本のアイテム、要するに必要な道具が書いてある。しかもでっかく写真付き! これなら足りないものがあっても、どういうのを買えばいいかわかるな。
まず、針が必要なのは当たり前だ。
これは小学校以来 手縫いをしていない俺でもわかる。
そういえば言ってなかったけど、ミシンは買えないので手縫いでやります。
他のアイテムについても見てみよう。
え~っと……。
手縫い針・刺繍針
マチ針・クリップ
チャコペン
かんこ……?
ピンセット
手芸用ハサミ
刺繍枠
粘着クリーナー(コロコロ)
アイロン
アイロン……!!!!!!!!
そうだ……。こういうのにはコイツが出てくるんだ。アイロン……!!
刺繍針とかは、裁縫セットを大手通販サイト「Jicca」(実家)から取り寄せるとして、アイロンはさすがに家から送れとは言えない。
あとなんだ、かんこって。そもそもかんこって読むのか?
なんかハサミみたいな見た目だが……。
かんし……! ニアピン!!
とにかく、今すぐ手に入らなさそうなのは「カンシ」と「アイロン」だ。
あと「刺繍枠」。これは確実に家にはない。
「アイロン」か~。高かったら嫌だな~なんて思いながらAmazonを見てみたら、意外と2,000円くらいで買えるじゃんか。
「刺繍枠」は15cmと10cmがあればいいらしい……。なるほど。
「カンシ」は……。まぁ、百均でも売ってるでしょ。
って調べたら今は置いてないらしい。マジか。
っていうか……
楽しい~~~~~~~~!!
この、計画に向けて準備する時間。この時間が一番楽しい。
近くの手芸用品店を調べたり、知らなかったモノの相場を知ったり……。
めちゃくちゃ形から入るタイプなので、この時間がすごく好きです。
深夜テンションで記事を書いていることもあって、気分は最高。作ってもない ぬいに思いを馳せて、完全にナチュラルハイです。
これを機に、この本を監修しているぴよぴっこさんのYouTubeを見て、動画で勉強したり、ぬいのお洋服を調べて『うわ~~~!! こんな服、篠澤が着たら似合うぞ~~!!』なんて考えたり。
今までの人生になかったプロセスが一つ足されるだけで、QOLって上がります。
趣味が一番楽しいっていうのは、広が教えてくれたから十分に知ってるんだ……。
推しをよく観察する
必要なものがある程度わかったところで、本によると、推しをよく観察するのがいいみたいです。理由は明白、”これから推しを作る” んだから、リアルに寄せなきゃダメでしょうよ!
も、あるんですが、それだけではありません。
推しの、「こういう表情が好きだな~」とか、
「この時の髪型がいいな~」とか。
自分の好きな推しを再確認することで、より推しに似せて作れるってことらしいです。確かに……!!
と、篠澤をじ~~~~~っくり見てみる。
じぃぃっ……
わりぃ……やっぱつれぇわ……。
可愛すぎじゃないか?? は?? 意味わからんが??????
じっくり観察して分かったのは、篠澤がかわいいってこと。
それと、両方の耳たぶにピアスを開けてるってことだ。
これは、正直プロデュース中には気づかなかった。
もちろん、ライブ中にはドアップになるため、そのピアスの色気にも悶絶していたが、ライブ衣装じゃないときでもピアスをしているのには気づかなかった。
自分を担当P失格だと叱責したくなる。だが、この発見によって、
『実はへそピとか、見えないところにめちゃピアス開けてるんじゃないか』
という新たな視点が誕生した。ありがとう。
篠澤は辛い物が好きだと公式四コマから情報が出てるし、実際Mだし、体中がピアスになって、ピアスの耳無し芳一みたいになっててもおかしくはない。ピアスの耳無し芳一が、なぜ耳にピアスを付けなかったか謎は深まるが……。
それか、タトゥーを入れてたりするかもしれない。あの華奢な身体に、派手派手な刺青がはいっているかもしれない……。胸のあたりから太ももの付け根にかけて、ツタが伸びるようなバラの刺青があったら……。
かっこよすぎるな……。
そんな心のオタクをこじらせながら、簡単に篠澤の特徴をリストアップしてみた。
特徴的な髪形
大きなヘアピンで留めた左の前髪。肩甲骨くらいまである後ろ髪。
超外ハネ。
ジトーってした垂れ目
長い眉毛
広めのおでこ
両耳にピアス
服については、
キャミソールにロングコート?(洋服の名称詳しくなくてごめん)
ホットパンツみたいなののベルトに、縄を通して締めている
右手にミサンガみたいなブレスレット
スリッポン(どう森でしか聞いたことない)
という感じだった。みんなも全身像を見てみてほしい。
いよいよ手芸屋さんへ……!!
イメージが浮かんだら、手芸屋さんに行くぞ!!
縫合するときに使う糸とか、肌の色とかをイメージできるようになったら、実際に目で見て、触って確かめてみる。
今回は『ユザワヤ』というお店に行ってきた。
店に入ると、おばさま方がたくさんいて、男子専門学生が一人で来るには場違い感がハンパない。(書いて思ったけどハンパないって聞かなくね? 死語?)
どこに何があるのかも分からないので、店内をウロウロする。手芸コーナーとか、編み物コーナーとか大雑把に分かれてて、ボタン・ファスナー・アップリケみたいな小物もいっぱいある。
店内を3周くらいしてやっと ”ボア” と書かれている場所を発見!
へぇ……これが噂の……。なんて思いながらちょっと触ってみる。確かにもこもこだ。これで愛でるものを作ろうって言ったやつ、天才か?
そこで重要なことに気付いた。
そう、ボア自体の種類が少ない。
あくまで ”ボア” という一括りだが、ぼくが探しているようなソフトボアらしきものは見当たらず……。
もちろん、ユザワヤ自体は生地をほんとにビックリするぐらいの種類販売している。和風の柄とか、アニマル柄とか、キャラモノとか。(ちいかわのやつちょっと欲しかった)
あとは先ほども言った通り、小物も超充実していた。普通の刺繍をするには困らないだろう。
結局、刺繍糸を買うことだけ決めて、この日は退店。
ぬいの服を製作する際にまた来店しようと思った。
ソフトボア、意外と売ってない
先ほどの項目で説明した通り、ソフトボアっていうのは意外と売ってない生地らしい。初心者にはここが最大の落とし穴なのでは?
というわけで、泣く泣くAmazonで注文することに。
『最初からAmazon使えよ!』という声が聞こえてきます。
分かります、ネットが便利だってのは!!
ただ、なんで今回わざわざ店に出向いたかというと、もう一度、篠澤広を見てください。
ほら!! この髪の毛の色!! これ何色なんですか?!
俺の語彙では「クリーム色」としか判断できないので、とりあえず検索窓に打ち込んでみる。
う~~~~ん?? こんな色か???
これよりかはもっと優しい感じの色なんだよ……。
ねぇ、これって何色なの??
こいつ適当ばっか言います。
とはいえ、「ベージュ」という新機軸! たしかに。言われたら肌色(ペールオレンジね)っぽい。
こういう感じで、ネットだと ”色の判断が難しい” というデメリットがある。
それに、篠澤みたいな一般的な色じゃないキャラは、なおさらだ。
色々 吟味した結果、アイボリーが一番近い気がする。
アイボリー……! 聞いたことはあるが、言葉の浅瀬には居なかった。
口にすればするほど、そんな気がしてくる色だ。アイボリー。
レビューでも評価がいいので、グッズプロというところから購入してみた。他の色もめちゃくちゃたくさんあるので、使ってみて良かったらリピしたい。
ついでにアイロンとカンシもAmazonでポチったから、週末には届くだろう。
材料集めから大変
今回、経験して分かったことだが、”ぬい作り、材料集めから大変” である。
当たり前だが、普段の生活で持ち合わせていないモノを買い集める必要があるため、それだけでも一苦労だ。
ただ、この ”新しい世界に一歩踏み入れる” 感覚は、嫌いじゃない。
知らない土地で、知らないものに出会って、知らないことについて知っていく。
冒険の最初から伝説の剣なんて持っていないし、パーティだって最強じゃない。
だからこそ、目的に向かって準備していく時間は楽しいのだ。
まとめ
作り始めるにあたって、まずは推しをよく観察しよう
当たり前だけど、準備するものが多くて大変!(特にアイロン)
生地はネット購入が便利だけど、色合いがわかりにくい。
趣味は楽しい。
(あとがき)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
オタクの妄言とダルいノリを乗り切れた事、ここに表彰します。以下同文。
今回 note初執筆&数日にかけて記事を書いているため、書き漏らし・言い足りない部分、表現の不十分など……至らぬ点が多々あったと思います。
それでも、この記事が、誰かの心の栄養になれば幸いです。
ぬい作りを通して、篠澤をじっくり観察したりとか、似合う洋服を考えたりとか、”タトゥー入ってる説” 提唱しだしたりとか……。
普通に生きている以上に、推しのことを深く考えられるようになったな、と感じました。
まだ始まってもいないですが、これから推し活をしていくすべての人類に、計画する時間も楽しいし、新しい発見がある。ということを知ってもらいたいです。
今回は超準備編ということで、ほとんど自己紹介みたいな感じで終わりましたが、次回は ”準備編” を予定しております。
型紙をもとに生地を切り出したりなど、作業の下準備をしていく予定です。
YouTubeで十数分にまとまっている動画しか見たことがないので、かかる時間は未知数……。
でもいつかは出稿されます……気長にお待ちください。
繰り返しになりますが、この記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。これからもどうぞお体に気をつけてお過ごしください。
最後に、描いたはいいけど使う場所が無かった、
『好きな篠澤発表プロデューサー』をご査収ください。