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遅ればせながら、
2020年の総括を書きました。
最初の3ヶ月は楽しかったです。
春。さみしさを抱えていた。
苦い春、青すぎた春。桜はひとりで咲いて散っていた。テキスト上のおはよう。今日もひとり。画面越しのおやすみ。暗闇しかない世界。叫び声なんてどこにも届かないよ。一筋の光、撃ち抜かれた。手を伸ばしても届かない。降り続ける雨、希望は太陽の形のようで。ようやく笑えるようになった半袖の季節。
夏。意外と1ページになるものでした。
夏の概念が恋しい、夏の鴨川が恋しい。区別のつかないデネブとベガとアルタイル。亀と石とを飛び越えて、私たちの一等星。並んで食べたコンビニスイーツ、響いてくるのはギターの音。川の水は冷たいのかな、サンダルで来てよかったな。Tシャツとキャップで無敵になれる気がした。ちゃんと思い出の夏。
秋、そして冬。9月から11月は毎年曖昧に過ぎていきます。
走り抜けた秋、一息ついてカウントダウン。急に回り始めた世界。自転?それとも公転?毎年軽快にすぎて行く秋、はじめましてが沢山で、飽きる前に終わっていく。寝て起きて寝て、防寒具の季節。夏の終わりはどこか色褪せてそれでも鮮明なアルバムの1ページ。煌めき始めた寂しげな街、「よいお年を。」
人間というものを好きになった1年でした。
出会うことができた人々に感謝ですね。
今年も良い年にします。よろしくお願いします。
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