
「雑穀ってこんなに使えるんや!」
山形県高畠町に2/14~20の一週間行ってきました。
正直名前を聞いたこともない地域でたまたまFamilyinnでこの地域インターンを知りました。
直感で動く私が珍しく申し込みに悩み3回目広告を見たときにエントリーを決めたので、動機は雪国でステイしてみたいなくらいの気持ちです。
当初、高畠にある廃校を利用した熱中小学校をインターン先に希望しましたがすでに埋まっていて農業団体でのインターンとなりました。
そこでお世話になったのが雑穀農家の「なかにし農縁」さんです。
高畠に着いてから雑穀農家に行くと知り、イメージしたのは雑穀米くらいで、なにするのか想像もつきません。
行ってみると”もちきび”がいて、とりあえず言われるがままに選別をします。
とにかく無心で黒っぽくなったもちきびをよける選別をします。
正直疲れますが、私は意外とこいう無心でなにかをやり続けることが好きなので夢中になっていました。
選別は中西さんとおしゃべりしながら。
福島から避難してきて高畠で雑穀農家に就農するに至った経緯。
無農薬の国産雑穀は少ないから作れば作るほど売れること。←意外!
ただやっぱり消費者とどう繋がるかが大切であること。
子どもや若い世代の安全な食を食べてほしい人にとって、高価で手の届かないものになってしまう懸念から打開案を考えていらっしゃること。
初めて知ることも多かったり、なかにしさんの想いをきけたりとっても有意義でした。
そしていよいよ”雑穀革命”の時間が訪れます。
4日間毎食お昼ごはんで雑穀料理を頂いたのですが、
「雑穀ってこんなに使えるんや」と感動する毎日でした!
ごはんに入っている黄色い粒、左上のジャガイモとともに炒められてるものも両方もちきびです。じゃがいものほうはもちきびのもっちり感がチーズみたいと友達は言っていました。
とにかく全部おいしいんです。
たぶん雑穀料理教室をされていた中西さんの奥さんのおかげは大きいかもしれませんが、、(笑)
このおいしさはこの表情から感じ取ってください!(笑)
そしてNo.1雑穀料理はこちら!
「もちきびオムレツ」です。
これのすごいところはこんな見た目で卵が使われてないんです!
正直食べても卵じゃないとは感じませんでした。フワフワで食べ応え抜群。もちきびと豆腐をフードプロセッサーで混ぜて焼いたそうで感激のおいしさでした。
雑穀でこんなのもできるんだNo.1は、、、
クッキーにもクリームにも雑穀が使われていてスイーツも作れます!
クリームは卵や砂糖は一切使われておらず100%のリンゴジュースのみの自然な甘さで、ヒエ粉という雑穀を使ってとろみをつけているそう!
そんなこんなでお手伝いしたのか、雑穀料理を食べさせてもらったのかわかりませんが雑穀のイメージが変わる経験となりました。
帰りに頂いた雑穀とレシピで私も雑穀料理に挑戦しようと思います。
あ、ダイエットしてなくても小麦粉より栄養成分が多かったりといいことあるので興味ある方は「つぶつぶ料理教室」か「おきたまごはん雑穀料理」で検索を。
当初は熱中小学校を希望して出遅れて行けなかったけど、雑穀と出会うために私は珍しく迷ってからエントリーしたのかなとか思ったり、、
とりあえず、暮らしの中で雑穀を取り入れていきたい、そして農家の方々が思いを込めて作ってくださる無農薬や有機栽培の農産物を選択し、食の安全を意識して生きていきたいなと感じる4日間でした。
改めて地域に滞在する、自分の知らない世界に飛び込むことは新しい気づきや価値観をくれるなぁと感じました。
だから地域に行くのはおもしろい!
中西さんご夫妻コロナ禍でありながら受け入れてくださりありがとうございました!