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お笑いが好きな訳。
今日はお笑いライブを観に行った。
正確には、ある用事をするために行ったけど、ライブに出る人たちを見てちょうどよく見たい人たちがいる今日に、その用事とライブの間にカフェで作業をすることも目的に、予約もせず見たくなったら見ようと思って行った。ら、案の定見た。
そしてまた、頭がぐるぐるし始めたからここに書きつける。
私はお笑いをライブで観るとき、割と笑う。ちゃんと面白いと思っているのだろうけど、いいお客さんでいたいとか、せっかく笑いに来てるんだからとか考えて笑ってるんじゃないかって思ったりもする。心の底から笑えてるのかなって。ライブ中にも冷静な心がいる。
でもこんなことを思ってもまた来ているんだからきっとなにかを得ているんだろうなと思ったり。でも笑うことで心の健康を保っているんだ、なんて、言いたいけどなんかちょっと違う気がする。
で、今日1つこれかなって思ったことがある。
きっと、ある種、尊敬の念みたいなところがあるのかもしれないと。
私は正直、テレビでお笑いを見ていても、面白いと本当に笑えるときもあるけど、全然つまらないって無で見てるときもある。ライブ中も正直心のどこかで面白くない、というか、もっとなんかないのか!と、より人生が変わるほどの衝撃を求めているような気がする。
でも、そんな舞台でも、なにが正解かわからなくても、M-1の決勝に進めるのが10000組くらいいる中のたった10組でそれでも本当に売れるかなんて確証がなくても、どんだけすべっても、何年も何年もがむしゃらにやっている。楽しそうに居る。
テレビじゃ、画面の中の人だけど、そんな人たちが目の前にいて、きっと全力で私たちを笑わせに来てくれている。
目の前にいるから、より、人間を感じる。この人たちにも自分の生活があって、たぶん見られている自分に葛藤することも私だったらあって、それでもそこに立って、”お笑い”をしている。
そんな芸人さんたちの生き様が、好きなのかもしれない。
ーー
好きだから続けてるとか、惰性でとか、あんまり考えてやってないよって人もいるかもしれないけど、そんな人たちも結局貫けてるの羨ましいしすごいなって思うし、苦しいけどでも好きでとか頑張りたくてとか想いを持って葛藤しながらやっている人たちも尊敬する。
今まで誰かの過去やちょっと表じゃないところを見るのはなんか色々考えちゃうから避けていることが多かったけど、芸人さんたちの考えていることは少し知りたくなった日。
そんなん考えないで笑っとけ!って思うかもだけど、観る方もまた人間だから、ちょっと許してもらって。
確実に、明日を生きるエネルギーになっています。