勉強の哲学という本を読んで、自分の散漫さを再自覚した。
ものごとをアイロニカルに見まくっているせいで、最後の勉強をしたい、自己探求の勉強をしたいと思っているし、ユニークな世界を感じまくっているせいで、私は世界に区切りをつけたがらない。さて、ここからどうする?
もう少し読み進めてみる。
さて、私はわたしの人生がとてもおもしろいと思っている。しかも、他の人に役に立つと思っている。何故かと言うと、私の悩みは共有できる人間が少なからずいて、その人たちはどこに出口があるのか、どこに道があるのか、それを知ってもどうにもできないけれど、知りたいと思っているはずだ、と私は考えるからである。私がその一人でもある。
なんでみんなはそんな簡単にものごとに線を引いて考え、それをまとめ、言葉にし、行動に移せるのか。全くわからない。「集まれ!どうぶつの森」の島の作り方はある程度誰でもできるように作られているのに、人生はそう簡単じゃない。「自分の仕事」を見つけるためには、すごく根気がいる。まだ見つかっていないけど、そんな気がする。ここで自分の道をしっかり積み上げるとか開拓するか、世間の流れに乗ったり考えることを諦めて過ごすかでは、生き方が違ってくると思う。私は諦めたくないのである。どこまでも自分に合う着地点を求めたいのである。そして、私はそれを見つけられる気がする。開拓できる気がする。それを悩める誰かに還元できる気がする。というか、する。見つけるし、還元するし、素敵に生きる。
今は、学問の中でも自分の好みに合う合わないものがあるということが大学4年間をかけてわかったところである。やっと学問に線を引けた。調べる方法も、それによって抜け落ちる対象も、生まれる曖昧さもそれぞれの学問によって異なる。どうやったら世界を納得した方法で切り取れるかが今直面している問題だ。
人生、これから。