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欧州18日間の旅:ヘルシンキからイスタンブールへ

17泊18日のヨーロッパの旅から帰って3週間経った。夢の中にいるような旅行だったので、もっとずっと昔だったような気がする。

もう数えきれないほど海外旅行をしてきたが、今回の旅は史上最高だった。毎日がキラキラ輝いていて、あまりに幸せで「ここは天国だろうか?」と思った瞬間もあった(イスタンブールで、ガラタ塔からガラタ橋に降りて、旧市街へと歩いて渡る時)。

でも今回の行程は、「初めて」と「数十年ぶり」の所ばかりで、しかもコロナ時代があったから5年ぶりの海外旅行で、そのためネットやガイドブックの最新情報が少なく、コロナ後のヨーロッパの様子がわからないまま、ほぼぶっつけ本番の旅になった。最新欧州事情を垣間見たともいえる。

どこが一番良かったかと聞かれると、イスタンブールが素晴らしかった。その素晴らしさは別途、心ゆくまで書きたい。フィンランドも予想をはるかに上回って良かった。

ストラスブールもコルマールも良かった。アルザス地方についてさらに深く知ることができた。アルザスという所は、美しいだけではなくて歴史が深く心惹かれるものがある。

行程は
🔵ヘルシンキ(フィンランド)→初めて。 フライトの都合で

🔵コペンハーゲン(デンマーク) →1980年以来!  夫が行きたいと言うので

🔵アルクマール(オランダ)→初めて  友人に会うため

🔵コルマール(フランス)→初めて  グリューネヴァルトの絵を観たいから

🔵ナンシー(フランス)→初めて  友人に会うため

🔵ストラスブール(フランス) → 80年代、ドイツの黒い森地方に住んでいたので、2,3回行ったのだがほとんど覚えていない。欧州議会があり、ある意味ヨーロッパの中心地。

🔵イスタンブール(トルコ) → いや~初めてよ~💛 今回一番の楽しみ、ハイライト。

それぞれに行く理由があったので、欧州縦断のような変わった行程になったが、どこもとても良かった。

旅が終わってみて、この5年の変化について、とりあえず気づいたことを並べてみる。

〇 やはり移民が増えた。ヨーロッパではすでに10年以上前から、移民による多様性の社会に移行してきていたが、またさらに移民が増えた感。

〇 楽天モバイルが良かった。海外での通信は、10年前はポータブルWi-Fi。5年前はeSIMまたはSIMカードだった。
今回もeSIMにしようかと思っていたが、出発直前に「楽天モバイルの契約に海外での通信2Gが含まれている」ことを知る。「2Gって少ない?」と思ったが、実際行ってみると、2Gも使わなかった。
何故なら、空港、駅、カフェ、アパート、美術館、至る所にWi-Fiがある。そして、現地で実際に通信が必要になるのは地図や情報検索で、動画サイトを長時間見るということはない。だから通信容量は2Gで充分だった。しかも月初から月末の1か月単位で2Gだから、月をまたぐと実質4G使えた。これは大きな発見だった。次回からも楽天モバイルでいこう。esimさえも不要。

〇 どうでもいいかもしれないけど、ペーパータオルが消えていた。最後に欧州旅行をしたのは2019年のドイツ、スイス、イタリア。どのアパートにも普通にお洒落なペーパータオルスタンドと共にペーパータオルがキッチンにあったが、それは見事になくなっていた。代りにあったのは、マイクロファイバークロス。エコ文化がさらに進んでいると感じた。

〇 IT化が更に進んでいる。フライト、船、トラム、バスなど公共交通機関と、ミュージアムパスなどはもちろん完全にネットワーク化されもちろんチケットレス。旅行者にとっては本当に便利になった。バスの運転手さんから単に片道切符を買うのでもクレジットカードでOK。

そして今、もう次の旅のプランを考え始めている私だ。🤣

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