小さい会社の採用

私の夫は社長。
私は夫の会社の採用もやっています。
ハッキリいって採用をしたことがないので、初めはどうやればいいのか全く分からないし、本当に嫌だった。
そんな私が採用をやり始めて、やったことをまとめます。

まずはとにかく良さそうな人を見つけては、こちらからスカウトし、
連絡があった人には一度話を聞いてみることにした。そうやって自分から動いた。

話す内容はこう。
まずはうちの会社のどんな媒体を見てもらったか聞いている。その答えで、会社にどのくらい興味を持っているのかを知ることにした。
HPやSNSをしっかり読んでいる人には、同じことを話しても意味がないので、そうゆうところには載っていない、会社の特徴である良いところ、人によってはマイナスに思うかもしれないところを、とにかく正直に話すことにしている。他には他社と比較しやすい点も伝えている。

例えば小さな会社はwebデザイナーを募集しても、
それ(デザイン)以外の仕事ができる人を求められていることが多いよう。
マルチに働ける方。
うちの会社は違う。
webデザイナーはデザインしかしない。デザインオンリーです。
理由はデザイン能力をどんどんあげてほしいから。
色々やるとすべてが中途半端になりがちだし、
仕事の境目がなくなり、更に色々なことをやりだすことになるから。
会社の中の部門をしっかり分けて仕事をするようにしている。
そんなこと。

他には入社6カ月以上働いた人には椅子(10万円以内の)を支給している。
それも仕事のパフォーマンスを上げるため。座りっぱなしの仕事なので、自分に合う椅子を使ってもらいたい、そんなこと。

人によってマイナスに思うかもしれないというところは、人数が少ないので、自分の仕事においては自分で努力して深めてもらいたいところ。先輩の指導はない。一番の成長は仕事を真剣に取り組むことだと思っているから。かといって、もちろんほったらかしにしている訳ではないですよ。

ちなみに会社の特徴を偽りなく話すようになると、合わない方とは早めに話も終わる。合わないと思ったらはっきりと相手が嫌な気持ちにならないようその場で伝えている。「○○さんが求めている会社とうちの会社は違うかもしれない」「入社してから”こんなはずじゃなかった”と思ってもらいたくない」としっかり伝えると大抵「私もそう思いました」と返ってくるのです。

お互いに時間を割いているので、余計な(無駄な)時間にしたくないので、
その時間はしっかり向き合うようにしています。

そんなことを続けていたら、だんだんと自分のやり方が身について、
採用がスムーズに時間をあまりとらずに進められるようになってきた。
社長の考えや会社の方向性をしっかりと理解さえしていれば、
そんなに難しくなく、逆に楽しめるようになってきた。


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