最近はトートタロットについて書いたりしてます
書いている本は、というか本になる当てはないのだけど、トートタロットについてのものです。トートタロットは夢に何度か出てきたので、これも何かの縁と思って、トートタロットについても、クロウリーについても、よく知らないまま書き始めました。トートタロットについて書くようにぼくに促しているのは、白人のおばあさんのような存在として、イメージ化されています。夢に何度か出てきたし、変性意識っぽい状態の時に、自分の左上にいるのが見えたこともあります。生命の木でいうと、コクマーの位置であり、日本語訳でいうとコクマーは「知恵」です。
トートタロットについては碌に知らなかったので、資料も読みながらかなりチンタラ書いていて、これってよくないですね。早く終わらせないと、意欲が継続するのかわからないです。書いていて気づいたこと、というか単に時期的に考えついたことというのもあるけれども(トランジット天体の影響)、自分ができることとしたくないことがクリアになりつつはあります。やっぱり研究というか、座学的なことはあんまりやる気しないと正直感じてます。実用性がないとやる気が継続しないのはわかったんです。そして、自分のホロスコープでは、風も火も少ないので、抽象的なことをあれこれ考えて、ふむふむ面白いですね、と言うだけでは満足できません。それが何の役に立つの?と問いかけたくなってしまうんです。僕は10天体のうち土の元素に5つあると言うことで、そこからしても占星術はよく当たっていると思います。
だから本の書き方にしても、資料をたくさん読み込んで、情報を盛り込んでいくと言うのではなくて、それをどう生活に役に立つように落とし込んでいくかとか、社会現象と結びつけて具体的に説明してみるとか、そういう感じです。自分だったらタロットをどう使うのかということを改めて考えることになりました。本は出したいけど、別に出せなくても、書いているだけで結構自分のためにはなっていると感じます。タロットの絵を描くと、より理解できるということも言われているけど、説明文を書いても当然もっとよくわかるようになります。そうでもしないと、一つ一つのカードについてじっくり考える時間って取れないですよね。
トートタロットは、ゴールデンドーンの『Tの書』に書かれているような、タロットとカバラとか占星術との対応関係に基づいて設計されているので、特に小アルカナなんかは、マルセイユ版とは解釈の仕方がかなり違ってきます。マルセイユ版は数字中心で読むけど、ゴールデンドーン系のウェイト版とかは、そうではないんですよ。だから、数秘術の理解のためにウェイト版の小アルカナを参考にするのは間違っています。