【試合結果】茨城アストロプラネッツが埼玉武蔵ヒートベアーズに4‐3で勝利（2024年8月12日）＃茨城アストロプラネッツ

【茨城アストロプラネッツ4-3埼玉武蔵ヒートベアーズ（2024年8月12日）UDトラックス上尾スタジアム】

【ゲームリポート】

茨城アストロプラネッツと埼玉武蔵ヒートベアーズの一戦は、アストロプラネッツが土壇場九回に同点に追いつき、十回タイブレークの末、4－3で勝利しました。

アストロプラネッツの先発は、三浦遼大。二回、連打と四球でピンチを作り、押し出し死球で1点を先制されます。三回を三者凡退に抑え、持ち直したかにみえましたが、四回に2点を追加され、序盤に3点リードを奪われます。

あと一本が出ず、なかなか追いつけないアストロプラネッツ打線でしたが、投手陣は、五回から二番手・石野田拓斗が2イニング、七回を三番手・伊藤駿吾が0点に抑え、試合の流れを相手に渡しません。

すると八回、8番・米倉央晃がレフトへヒットを放ち出塁します。続く代打・エルナンデスの打席で一塁走者の米倉が二盗に成功。さらにセンターへのヒットで無死一、三塁のチャンスを作ります。続く1番・土田佳武の打席で相手投手のワイルドピッチの間に1点を返します。

八回裏は、四番手の浅野森羅が0点に抑え最終回を迎えます。九回、トップバッターの4番・瀧上晶太のライトスタンドへのホームランで1点差に追いつきます。さらに二死から7番・眞城敬朋がデッドボールを受け二死一塁とすると、8番・米倉央晃の打席で一塁走者の眞城が二盗を決めます。そして米倉がセンターへタイムリーヒットを放ち土壇場で同点に追いつきます。

九回は根岸涼が登板。一死満塁のピンチをダブルプレーにとり、試合は2日連続の十回タイブレークに持ち越します。

十回、無死二塁でスタート。9番・髙田龍が送りバントを決め、さらに相手投手のフィルダースチョイスにより無死一、三塁とします。続く1番・土田佳武がライトへ犠牲フライを放ち1点を追加します。

十回裏、イニングをまたいだ根岸涼が3人で抑え試合終了。2日連続のタイブレーク式での延長戦をアストロプラネッツが制しました。

【選手インタビュー①】
九回、同点への口火を切るソロHR
1　瀧上　晶太　外野手

プレーオフ進出をかけた大事な試合で苦しい試合展開でしたが、チーム全体、投手、野手が粘って勝つ事ができて良かったです。

これからの試合、1試合1試合粘って勝てるようにチーム一丸となり戦っていきます！

【選手インタビュー②】
値千金となる同点タイムリー
2　米倉　央晃　内野手

自分が打つということだけを考えて打席に立ちました。
ベンチのみんなもいい雰囲気を作ってくれていたのであの打席は楽しかったです。

勝ててよかったです。
また勝てるように頑張ります！

【選手インタビュー③】
2イニングを0点に抑え試合を締める
29　根岸　涼　投手

みんなが繋いでくれたバトンを守り切ることができてよかったです。

プレーオフに向けて1試合も負けられない戦いが続くので、今後も応援をよろしくお願いします。

【巽監督のコメント】

今日の試合はなんと言っても、2日連続でタイブレークを無失点で切り抜けた根岸の投球ですね。

連投でしたが、気持ちのこもった素晴らしい投球だったと思います。

九回の攻撃では、瀧上のホームランで1点差としたあと、2アウトから眞城が出塁し、すかさず盗塁を決め、スタメン起用の米倉がタイムリーを放つという、それぞれの選手がアグレッシブに攻めた事が同点に繋がりました。

あの場面で盗塁を決めた眞城も打った米倉も素晴らしい集中力でした。

明日は福島との試合となります。4連戦の締め括りの試合を自分たちらしい野球で勝利したいと思います。

【次戦のお知らせ】

　次戦は、8月13日（火)17：00PB　VS福島レッドホープス＠いわせグリーン球場です。3点リードを奪われてから追いついて、さらに延長戦で勝利！　この勢いのままビジター4連戦の最後を勝利で飾りましょう！　応援をよろしくお願いします！