みんなで作ろうグリード・マスク
スター・ウォーズの完結編『スカイウォーカーの夜明け』、みなさんもうご覧になりましたか?冒頭からいろいろとふるえましたね〜!
世の中的には賛否両論みたいですが、私なんかはスター・ウォーズの大ファンなので、もう、あれですよ、
「おれに作らせろ!!」
って思……
いやいや、いい意味で、ですよ!いい意味で!
で、いきなりスター・ウォーズの映画一本は作れないので登場キャラのマスクを作ろうと思います。
しかも、材料費1000円以内、身近にあるモノだけで!
スター・ウォーズにはマスク(仮面や特殊メイク)を被ったキャラがたくさん登場しますが、今回作るのはその中でもシリーズ屈指の人気キャラ、賞金稼ぎのグリードです。(え、ダース・ベイダーでもストームトルーパーでもボバ・フェットでもなく???)
グリードいいですよね〜。
シリーズ第1作『新たなる希望』の冒頭で悪の密輸業者、ハン・ソロと対決してみごとに撃ち殺す正義のヒーローなんですが、……あれ?違いましたっけ。
なんかあのシーン、何度も何度も改変されまくっててバージョン違いがめちゃくちゃあるんですよね。私が観たのとあなたが観たのが違うのかも……。
さて、材料。
100円ショップで売られているジョイントマットを使います。柔軟性のあるスポンジみたいな材質で、カッターナイフやハサミで切れ、瞬間接着剤でくっつきます。
ダイソーだと9枚入りで400円でした。
まず型紙を作りましょう。
グリードの頭部はほぼ球形なので、ガチャガチャのカプセルを利用します。
飛び出した口の部分を考慮しつつカプセルに隙間なく養生テープを貼って、
それを切り開くと型紙になります。
ガチャガチャのカプセルは人(私)の頭の約1/3のサイズなので、型紙を3倍に拡大コピーします。
で、マットをそれ通りに切り抜く。
口の部分は組み立てる時に折り曲げるので、谷折り部分にみぞを彫っておきます。こうするときれいに曲がります。
パーツの断面に瞬間接着剤を塗り、貼り合わせる。いきなりけっこうな達成感がでました。
ここからは細かいパーツづくりです。
グリードの頭には2本のラッパ状の触覚(?)が生えています。
紙の帯でだいたいの形を試作して、
それを切り開く。
切り開いた輪郭を線でつなぐと型紙になります。
スポンジマットを型紙通りに切り出し……、
接着します。
お次は耳。
型紙を切って……、
耳を作ります。
お次は。
スポンジマットにお菓子や文房具などに使われているようなプラケースをグリグリ押しつけると……、
丸いパーツが型抜きできます。
これはグリードの頭についているイボイボにしましょう。
グリードにはモヒカンのようなたてがみが生えています。細い角柱状に切ったスポンジマットの角をハサミで面取りし、円柱っぽい形にします。これを60本ほど。
……あ、すでにお気づきかとは思いますが、「1000円以内で」「身近にあるモノだけで」作るとは言いましたが、「簡単」とか「らくらく」とかはひとことも言ってないですからね!
では、こまごましたパーツをベースの頭に接着しましょう。
いいね!まんまるの目玉はこれまたガチャガチャのカプセルのサイズが丁度いい感じだったのでこれをはめ込むことにします。
あ、とさかや耳は色を塗るとき邪魔になるのでこの時点ではまだくっつけていません。
とさかに先に色を塗り、つけ根部分にマジックテープを取り付けます。
これを開いている後頭部に接着して、着脱するとき開閉できるようにしようって寸法です。
市販の缶スプレーで色を塗ります。
ジャーン。
うわ〜、テキトーなデザインだなぁ。
スター・ウォーズの世界には善のライトサイド、悪のダークサイドという概念が出てきますが、別のベクトルで「マジメサイド」「バカサイド」ってのもあると思うんですよね。「フォースのバランスがどうのこうの」とか「スカイウォーカー家の血筋がうんぬんかんぬん」とかはマジメサイド。
グリードとかイウォークとかジャー・ジャー・ビンクスとかはバカサイド。
バカサイドだいすき。もう今後はバカサイドだけのスター・ウォーズ作ってくれ!
どうせなら手も作りましょう。
先端が吸盤みたいなヘンな指です。
グリード(ローディアンという宇宙人)は設定上「爬虫類」らしいから、ヤモリの手みたいなことか?
爬虫類……。テキトーな設定だなぁ。
スポンジマットを筒状にして、
緑に塗る。
おのれの爪も緑になってるな。
今後数日お米をとぐ時、健康を気にしなければいいだけの話です。
おなじく緑に塗った手袋の指先に……、
貼り付ける。いいんじゃない?
極悪密輸業者ハン・ソロを撃ち殺すべく武器も作ろうぜ。
グリードは「DT-12ヘビー・ブラスター・ピストル」というブラスターを使っているんですが、どうもこれ、ルガー・マーク1という実在の銃にそれっぽい部品を貼りつけてそれっぽい(宇宙光線銃っぽい)感じにしてるっぽい。
100円ショップにルガー・マーク1はなかったけど、ちょっと雰囲気が似た感じのワルサーP38(ルパン三世のピストル)っぽい感じのやつっぽいやつがあったので、
ウーキーペディア(スター・ウォーズ版のウィキペディアみたいなサイト)のDT-12のページを見ながら、スポンジマットでそれっぽいパーツをつくり、
接着剤で貼り付ける。
完成だ!
あとは「ハット語」でハン・ソロを侮辱する言葉を練習するだけです。
いかがでしたでしょうか?たった1000円でグリードに変身できる方法でした。
これであなたも銀河の賞金稼ぎの仲間入りですね。あとはジャバ・ザ・ハットの取り巻きに加わってぶいぶい言わせるもよし、ダース・ベイダーに雇われて小銭を稼ぐもよし、自由に使って下さい。
ちなみに3歳の甥っ子はめちゃくちゃ怖がって近づいてくれませんでした。
もしフォースに異常な乱れが出てつい作ってしまったという方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。
あと、「ココわかりにくい」とかもあれば言ってくださいね。
それではみなさん、マクランキー!!