大空スバルの圧は剣士のそれ
スバル&ポルカの斬り合いがすごかったので取り上げたい(敬称略・以下同)。
これ。
【スバポルてぇてぇ..!?】相変わらず漫才を繰り返す仲良しコンビ【大空スバル】【尾丸ポルカ】【ホロライブ】
https://www.youtube.com/watch?v=Gr1MK_3EpqY
もう、まるきり、達人同士の組み手。劇場版るろうに剣心みたいな最高級のチャンバラ映画の殺陣みたい。
ポルカがスバルのことを、どんなふうに斬っても壊れないおもちゃかなんかだと思っているのがよくわかる。
というか、ポルカがスバルに対して、「あんた、本当に斬っても壊れないの?」と腕を試しにいっている感じ。会話をチャンバラだと思ってる凄腕の配信者どうしがガチガチに切り結ぶとこうなるのか、とビックリした。
これ、相手が船長だったらたぶんこうはならないよね。船長は「斬られ役」をやって相手の腕をみようとする癖がありますからね。
■「圧」といってもいろいろだ
ポルカは以前、
「スバル先輩は圧があるといわれているけど自分はそれを感じない」
といっていたことがある。
https://www.youtube.com/watch?v=ZIqGfFjXGRk
それはそうだろうなと思う。スバルの圧はココ会長の「なんやおまえ、おー」みたいなのとか、戌神ころさんの「あとで物理で刺すでな」みたいな、いわゆるところのプレッシャーではないですからね。ポルカはそういう「いわゆるところの圧」を想定して、スバルにはそれが感じられないといっている(と思う)。
スバルの圧は、ひょいと一歩間合いに入ってきて、
「はい、手を伸ばしたらパンチがあたる距離に立ちました。あなたはどうしますか」
みたいなタイプのそれ。
居合いの達人とかクンフーマスターがやるやつだ。そんなんやられたらふつうの人は、数歩下がってパンチが届かない距離をとる。
が、ポルカはパンチを繰り出す能力があるから、「あ、じゃあ一発入れますわ」ができる。数歩下がって安全を確保する必要がない。だからスバルの圧は、他の人に圧として作用するようには、ポルカに対しては作用しない。……ということだと思う。
すごく簡単にいうと、同系統の能力をもってるから手の内がわかるという感じだと思う。このふたりはめちゃめちゃ同じ流派だ。打撃系です。剣で斬り合っているか、パンチで殴り合ってる感じがすごくする。
これと比較すると、おかゆんは合気道っぽいし、ちょこ先生は柔道っぽいし、ルーナ姫は相撲。
と、ここまで書いてきて思ったけど、スバルが『バキ』にハマるというのは、すごく必然っぽくみえる。自分の技と相手の技をぶつけあったらはたして何が起こるのか……という、格闘家みたいな意識か、格闘マンガを読むような感じでコラボをやっているようにみえるんだけど、どうでしょうね。
(注:この文章は「私の頭の中の」ホロライブメンバーについて話しているもので、フィクションの一種だと思っていただけると助かります。現実の本人のことをこうにちがいないと決めつけるものではありません)