DO SON(ド ソン) / DIPTYQUE(ディプティック)の香水レビュー
作品について
「ド ソン(Do son ドーソン)」とはベトナム ハイフォンにある海辺のリゾートで、世界遺産にも登録されているハロン湾が有名です。
情感深いベトナムの空気を描きだしたようなイメージで創作されました。
ディプティック創業者の一人で劇場オーナー兼舞台美術家のイヴ・クエロンが幼少時代に育ったベトナムに思いを馳せた作品。
香り
チュベローズが特徴的で、濃厚な香りが魅惑的な雰囲気を演出してくれます。
ベイローズのスパイスの香りがアクセントで効き、ベンゾインが深みを感じさせるオリエンタルタイプの作品です。
作品プロフィール
レディース
2005年発売
調香師:Fabrice Pellegrin
オリエンタルタイプ
特徴的なノート:フローラルノート
香りの構成:
トップノート:オレンジフラワー、ローズ、イリス
ミドルノート:チュベローズ、ベイローズ
ラストノート:ベンゾイン、ムスク
ブランドについて
「二つ折りの絵屏風」を意味するブランド名にふさわしく、それぞれの香りにストーリーを込めたディプティック。
その世界観はミステリアスでありながら親しみを感じさせます。
ディプティックの歴史は、クリエイティブな情熱を分かち合う若き3人の仲間たちによって、パリのサン ジェルマン通り34番地で始まりました。
1963年から香りの創作を手がけるようになり、フレグランスキャンドルに続いて、1968年には最初のオードトワレ「ロー(L'Eau)」を発表。
型にはまることを嫌う旅好きな3人の創設者から生まれたブランドは、人々の心のそこに眠る自由へを呼び覚まし導くような独特のフレグランスを創り続けています。