ズバリ占星術第35回 オッペンハイマーとたむらけんじ
「ズバリ占星術」では、政治・経済・国際情勢に関する「マンデン占星術」記事と、「芸能占星術」記事の2記事を掲載します。
第35回は、「マンデン占星術」記事はオッペンハイマーについて、「芸能占星術」記事はたむらけんじについて書きます。
● オッペンハイマー
第96回アカデミー賞の作品賞がクリストファー・ノーラン監督作「オッペンハイマー」に贈られました。
ノーランの監督作は、これまでに2010年の「インセプション」、2017年の「ダンケルク」が作品賞にノミネートされていましたが、受賞するのは初となります。
「オッペンハイマー」は“原爆の父”として知られる実在の物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの伝記映画。
日本では3月29日より全国で公開されます。
今回のアカデミー賞でノーランは監督賞にも輝いたほか、オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィーが主演男優賞、米原子力委員会委員長のルイス・ストロースに扮したロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞を獲得。
ホイテ・ヴァン・ホイテマが撮影賞、ルドウィグ・ゴランソンが作曲賞を受賞し、編集賞にも選ばれています。
映画は栄光に彩られた。
しかし、この映画の主役は<原爆の父>なのです。
1942年(昭和17年)6月、アメリカ陸軍のマンハッタン工兵管区が主導したことから後に「マンハッタン計画」と呼ばれる極秘の原爆製造計画が始まりました。
ウランの濃縮やプルトニウムの生産には大規模な工場が必要で、民間の協力も不可欠でした。
原爆の開発は軍、科学者、産業界を総動員して進められた巨大軍事開発事業であり、3年の歳月と20億ドルの経費をかけて原爆は完成しました。
原爆製造プロジェクトである「マンハッタン計画」。
この映画、真実には触れてはいないでしょう。
<原爆の父>であるオッペンハイマーだけに焦点が当てられてる映画であり、原爆製造における背景、というか真の犯人には触れられていないでしょう。
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