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伝統占星術では、火星と土星は凶星とされています。

凶星なので悪い星とされています。

現代占星術では、火星と土星は凶星というワケではなくなりました。

伝統占星術ではなぜ火星と土星が凶星とされていたのか?

伝統占星術の大家ウイリアム・リリーの書物を読むと、火星と土星のことはボロクソ書かれています。

火星か土星にアスペクトあろうもんなら不幸だ、くらいに・・・

火星は争乱。

土星は抑圧。

そういった面のある火星と土星は、伝統占星術では忌み嫌われていたのでしょうね。

確かに、私は獅子座の太陽とさそり座の火星がスクエアだから、トラブルだらけの人生だ・・・

確かに、私は蟹座の水星と牡羊座の土星がスクエアだから、しゃべりや思考が遅くなりがちだ・・・

こういったことが凶星とされるのでしょう。

が、現代占星術ではそういう凶とか悪いとか捉えるのではなく、それが成長のもととなる、っていう前向きな解釈となるのですねえ。

うんうん、その方がいいでしょ。

火星と土星は凶星だから、もうそれはどうしようもない、なんて嘆いても、停滞か後退しかない。

伝統占星術の火星と土星の解釈にあまりハマらない方がいいでしょう。

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