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9/3乙女座新月から始まる「自分の生きざまに本気になる」1ヶ月

だいぶ出遅れましたが、9月3日 10時56分に乙女座新月を迎えました。昨日7日からクレセントムーン期に入り、少しずつ動き出す機運が高まります。
 
個人的には、7月から方向性迷子でおやすみしてたインスタグラムを再開したのが昨日でした。発信からいったん離れたことで、「占星術と伝えるは私にとってセットで、欠かせない要素だったんだ…!」と昨日痛感したので、乙女座新月サイクルの影響ど真ん中にいるようです(笑)


 
今回のムーンサイクルは「秋分」の少し前に月食満月がおきるため、潜在意識に隠された本質や願いに気づくチャンスです。しかも魚座の後半度数でおきるので、「私はこのために生まれてきたんだ」と感じやすいタイミングです。

一方で、新月は乙女座10ハウスでおきるので、現実感覚も非常に重要です。月食満月も月4ハウスに対して、太陽は10ハウス。

「このために生まれてきた」ことを自分の心の中だけで感じて、いつか誰かが見つけてくれるはず…と他力本願にせず、この世で具体化することが大切なのです。


9/3 乙女座新月
9/18 魚座満月&月食


ゴリゴリの現実主義でも、フワフワ流されるだけでもない。自分の心の基盤に立ち返って、それを現実に反映させていく。

9月3日〜10月3日の1ヶ月はこのバランス感覚が大切になるでしょう。それこそがタイトルにも書いた「自分の生きざまに本気になる」ことに繋がると私は思っています。
 
目先のことじゃなく、これから先の人生をどう生きるか?より壮大な言い方をすれば、自分の体と感覚をまっとうして、生まれた責任に殉じるか??ここに本気で向き合うときです。

これは乙女座新月図からも読み取れますが、魚座の月食満月にもやはり通じますね。


「向き合う」とは、自分の気持ちを確認すると同時に、それをひとつひとつの行動に丁寧に落とし込むことです(乙女座新月で書いたこと)。  

そしてそのためには、自分の思い込みを知る必要もあって、第三者の視点もだいじになります。

ビジョン実現して認めてもらいたいあまり、周りの目や常識に囚われるのも違うし、自分の価値観だけに固執して、相手からの学びやヒントを拒否するのも違う…。そこに今回のサイクルの難しさがありますね。  


自分の思うように生きたいとき、人の存在って正直煩わしくもあります。

今回の乙女座新月を見ても、「常識や責任の観点でどうなの?」って迷うこともあるでしょうし、自分の生きざまを表現すれば、当然人の目にも触れるわけで、色んな意見が聞こえてきます(新月〜満月は特に)。

特に満月以降では、普段の仕事でも好きなことでも、自分の意見ややり方よりも、相手の気持ちを優先する必要もときにはあるでしょう。

 
これは9月22日に太陽が天秤座を通過する、「秋分」がおきることも大きく関係しています
 
なぜなら「秋分」からは、人と関わって何ができるか?考えるフェーズだから。
 
春夏の季節は、自分がどう在りたいか?自分が何をしたいか?確立するタイミングでした。ハウスに置き換えると1ハウス〜6ハウス=自己探求のフェーズにあたります。

出典:占星術基礎知識資料



そして、その探求成果を披露するのが「秋分」の季節。つまり7ハウスなので、ここで初めて身近な人以外の影響に触れたり、相手の話をよく聞いて、異なる目線を手に入れるのです。
 
成果を人に見せたら、思うような反応じゃなかったり、余計な一言を言われるかもしれない。いっそひとりのほうが自由だし、傷つくこともないし、楽なのかもしれない。
 
でもそれでも私たちはひとりで生きることはできない。正確には、「使命に近づく」ことはできないんです。
 
だって「私たちの真の本質」とは、誰かとの関わりを通したときに目覚めて、浮かび上がるものだから。
 
現実的に考えてみても、自分がすごい才能を持っていても、誰かとの関わりがなければ、それはただの特徴に過ぎませんよね。

2ハウスと8ハウスの関係性や、6ハウスから7ハウスへの移行、4ハウスと10ハウスの関係性は、この事実をあらわしています。
 

 

今回はディセミネイティングムーンの翌日に、「秋分」をむかえます。つまり、ディセミネイティングムーンのテーマ:「自然体な自分」は、異なる価値観に触れることでより一層クリアになるということになります。
 
 
また、魚座満月が4ハウスでおきるのも、安心して自然でいられる場所を半年かけて見つけることを示していますから、やはり人との繋がりは重要です。月4ハウス:精神的な繋がりがあって、太陽10ハウス:社会的な繋がりが生まれる満月となりそうです。

だから、使命=仕事とは限らないでしょうし、社会的な影響や地位は得られない趣味のようなものでも、人生をかけて取り組みたいなら、それは立派な生きざまということになるでしょう。
 
「自分の生きざま」にひとり向き合い、現実に反映させる努力と、「人の関わりや影響」を受け入れて
本当の自分に気づく柔軟性。

 
なんとも内観のしがいがある1ヶ月ですね!ぜひ楽しみながら自己探求と行動を積み重ねて、良い秋分と来月の日食新月をむかえたいものです。
 
それではまた!


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ゆりか|還る占星術
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