12月13日 射手座新月と水星逆行開始から始まる1ヶ月は年末年始がしんどそう。
12月13日は射手座新月と水星逆行開始が同時に起きる注目のときです。
11月22日から始まった太陽射手座シーズンも、12月22日の冬至まで残り9日ですが、射手座で新月がおきることで、射手座特有の解放感をようやく感じられるかもしれません(ただし、同日の水星逆行開始がボディーブローのように後から効いてきますが)。
ここまでは何せ、11月13日の蠍座新月をずっと引きずって、「痛みの伴う構造改革」の様相でしたし、11月22日の太陽射手座入りにしても4ハウスで起きたため、射手座の探求精神は過去や潜在意識に向かっていました。
太陽に土星スクエアですし、土星は対人関係のディセンダントに重なって、外へのアプローチは慎重にならざるを得ない感じでしたしね(その他にも月が海王星と重なって8ハウスとか)。
一方で、射手座新月は「無謀な挑戦」。水星逆行は「どこでも生きる処世術」がそれぞれのテーマ。
新月は射手座サビアン21度と「挑戦度数」。ハウスはまたがっていますが、11ハウスと12ハウスの間と、現実にとらわれない解放感があります。
このように、新月だけを見るとガンガン進めんでいけそうな雰囲気なんですが、やはり同日に水星逆行が起きるだけあって、12月27日の蟹座満月前後にいったん停滞します。
実はその少し前、12月23日に迎えるギバウスムーンと地球水星合(水星逆行の中間点)で流れが変わるので、敏感な人はこの辺りから不調や停滞を感じそうです。前日に冬至を迎えたばかりだというのに、出鼻をくじかれそうですね(苦笑)。
これはなぜそうなるかというと、12月13日の水星逆行開始で掲げた「どこでも生きる処世術」は「周囲に迎合しながら、自分の得意なことで居場所を築こう作戦」から始まったのに対し、23日の地球水星合からは、「迎合だけじゃなく場をリードする気概も大事に、でも相応の信頼も得なきゃ作戦」に方向転換してるからなんです。
つまりそもそも、12月13日の射手座新月と水星逆行開始時点で、両者のベクトルは真逆だったんですね(新月図をよく読むとその兆しはありますが)。
そして、「ひとりでも無謀な挑戦」の射手座新月に光が満ちて、その挑戦はやはり無謀だったと気づく頃、一方の水星は、「周囲に迎合する」だけをやめて、主体性を取り戻そうとするのがなんともおもしろいところですね。
12月27日の蟹座満月では、個人の勢いや情熱だけじゃどうにもならない現実を知ることになります。でもそれは、「ひとりで頑張らなくても良いよ」というメッセージのあらわれでもあって、それを受け入れつつ、じゃあどこから、誰から、力を借りられるんだろう?と冷静に考えられるのです。
射手座は「とりあえず行っちゃえ~☆」な星座ですからね(笑)。個人的にかなりうらやましいですが、冥王星水瓶座時代に入ることを考えると、やはり「状況判断する力」は必要不可欠ということなのかもしれません。
そして1月2日に水星逆行が終わるときには、ますます「自主性」の方向へむかい、ままならない現実の中でも、やり方を工夫する力をここからさらに育んでいくことに。
一方で、年末の蟹座満月で、「個人の気持ちだけじゃダメ」「色々な人や情報の力を借りなきゃ」と気づいたものの、これが本当に腑に落ちるのは、1月4日の天秤座下弦の月頃。
その他にもいろいろな要素はありますが、自分の夢や気持ち、背負ってたものが揺らいで、結構しんどい年末年始になるかもしれませんね。
月の影響なので、どうやっても焦ってしまうのでしょうが、どうせ1度は壁にぶち当たるのなら、ゆっくり歩いて進んでも良いのかも😅(爆速で進んでこそ壁の存在に気づくのかもしれませんが!)
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