ヘンリー・キッシンジャー氏ネイタル
ヘンリー・キッシンジャー氏のネイタルチャートです。生まれる前の日蝕は魚座の25度台(数え26度)でサビアンシンボルは「影響を分割する新月」です。松村潔先生の説によって解釈すると、魂の目的をはっきりさせ、それに従って無意識に関わってきた周囲との関係を切り離すなどの意味があるようです(ちなみにこのサビアンの度数は筆者のネイタルの太陽の度数でもあります)。柔軟宮に星が多いですね。調整することに長けているということかなと思います。
アセンダントは双子座、ルーラーの水星は12室の双子座で太陽と合。自分の内に向き合う事が大事な人生とも読めますが、大統領補佐官でもありましたし、水面下で情報を仕入れたり、交渉するなどの意味があるように思います。太陽は双子座4度台(数え5度)でサビアンシンボルは「過激な雑誌」、水星は7度台(数え8度)でサビアンシンボルは「産業労働者のストライキ」です。人心を煽ったり、主張することに長けている感じがしますね。
1室は、双子座に火星、蟹座に冥王星。自己主張が強そうですね。自分の側あるいは自身の主張するところを守りたいという気持ちが強いかもしれません。
3室獅子座に海王星。コミュニケーションで、主張することに理想を抱く感じでしょうか。獅子座的なものに憧れや夢があると思います。
5室は天秤座に土星と月、蠍座に木星。表現することにじっくり取り組む感じでしょうか。カスプは天秤座ですので人を相手にする感じがします。美的センスとかもあるのかもしれませんね。
10室魚座に天王星。仕事は結構型破りかもしれませんね。思い切ったことをいう能力があるのかもしれません。
11室は牡羊座にカイロン、牡牛座に金星。人付き合いは、好きな方なのではと思います。但し、そのテーマに傷というかトラウマもあるかも。
全体的に、やたらと忖度・迎合などはせず、信念に基づき主張する方という印象を受けました。
また、数秘術の話になりますが、生年月日を計算すると運命数が2になりますね。数日からも人を補佐する仕事である大統領補佐官は適職と言えそうです。