台湾新総統頼清徳氏ネイタルチャート

先日の総統選で新しい中華民国（台湾）総統に選出されました頼清徳氏ネイタルチャートです。ウィキペディアの記事に基づいて作成しました。生まれた時刻は分かりませんでした。

生まれる前の日蝕は天秤座8度台（数え9度）でサビアンシンボルは「アートギャラリーに掛けられた三人の巨匠」です。先人の例を参考にするような意味があるそうです。

天秤座には生まれる前の日蝕の他、ドラゴンヘッド、太陽・ベスタ・火星の合、水星（火星と合）が入っています。天秤座は強く出ていそうですね。他者に向き合う感じでしょうか。政治家としては同盟重視とも取れますが、対立する勢力とも向き合う姿勢があるかもしれません。火星にはセミスクエアやセスキコードレートのハードアスペクトもありますね。もしかすると強硬に出てしまうところがあるかもしれません。

木星は射手座（エフェメリスので確認しましたが木星は前日にイングレスしており日付が正しければ射手座のはずです）、月は蠍座または射手座、射手座にはセレスも。セレスは乙女座の冥王星とタイトなスクエア、同じく乙女座の金星ともスクエア。木星は支配するサインで力を発揮しやすそう。外国に関心が高かったり縁のある方かなと思ったら、ハーバード大学への留学経験もあり、またあちこち訪問されていますね。内科医でもあるそう。射手座の星たちと乙女座の星たちをみてなるほどという気もします。

また、乙女座で金星と冥王星（モーレツ社員とか仕事熱心な人が多い世代だったと思いますが）が合なのも、熱心に仕事をこなす感じがします。軍事に暴走しないことを願いますが、ウィキペディアによりますと台湾独立派だそうですが「私は親中であって反中ではない。親中愛台だ」ともおっしゃっているそうです。天秤座の良さを活かした外交を願います。

山羊座に土星（これも支配するサインにいる星ですね）、乙女座の金星・冥王星とトライン、それらと蠍座の海王星がセクスタイルの小三角（ミニトライン）。このトラインは強い実務能力を表していると思いますが、海王星が気になるところです。騙されたり、あるいは毒を盛られるとか、健康などに注意が必要かもしれません。蠍座には海王星の他、ジュノーとパラスも入っていますが、とことんやりそうな感じがします。海王星は双子座のリリスとタイトなインコンジャンクト。知識への衝動みたいなものがあって留学とかもされたのかもしれません。

獅子座に天王星（支配するサインの反対側でデトリメントですね）、水瓶座のカイロン（水瓶座のカイロンは宇宙人という説もあるそうです）とオポジション。スマートシティの視察にアメリカに行ったそうですが、そういうことと関係していそうです。グローバリズム的な感じもしますね。カイロンの傷を癒やしてうまく活かせば、素晴らしいと思いますが、病的な感じでグローバリズムとかデジタル化に突っ走ると危うい感じもします。