2025年1月21日太陽と冥王星の合
ラファエルのエフェメリスによれば、昨日(1月21日)の日本時間に換算して21時29分に太陽と冥王星の合がありました。昨日は風邪を引いたらしく、微熱があり、鼻や喉の調子も悪く、記事を上げませんでした。
太陽と合になったことにより、冥王星水瓶座時代をより実感しやすくなるのではないかと思います。月なら太陽よりもずっと頻繁に合や衝などになるでしょうが、太陽と冥王星が合になるということは、ヘリオでいえば太陽と地球がオポジション(衝)になるということですから、かなり強力なのではと思います。ヘリオの月は地球のすぐそばを離れませんから。
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2025年1月21日太陽と冥王星の合の東京のホロスコープです。この図によれば、日本では5室にあたる水瓶座1度台(数え2度)での太陽と冥王星の合で、それらのサビアンシンボルは「予期されなかった雷雨」です。理想の生き方を求める、それにより古い習慣が崩れるなどの意味があるそうです(松村潔先生の『サビアン占星術』を参考にしています)。トランプ大統領は「常識の革命」とおっしゃったそうですが、このサビアンシンボルを意識したのかどうかは存じませんが、星のとおりと言えそうです。太陽と冥王星が合になる時に就任というのも凄いことです。アメリカは、あるいは世界は大きく変わろうとしているのではと思います。
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こちらはアストロマップですが、日本にも月や土星などのラインが通っていますが、アメリカはもろに影響がありそうです。イギリスもただでは済まなさそうですし、インドやロシアなどにも影響がありそうです。
日本では5室での合ということですが、石破総理が「楽しい日本」なんて言葉を使われました(私は特に期待していませんが)、5室は娯楽などの楽しみごとの意味もありますね。選挙もあるかもしれませんし、極端な出生率の増加または低下(状況からすると低下の可能性が高そうですが)も考えられます。人々の恋愛観なども変わるのかもしれません。
アセンダントは乙女座、ルーラーの水星は4室山羊座でパラスと合、10室蟹座の火星とオポジション、それらと2室のカスプと合の天秤座の月がスクエア(水星と月は緩いスクエア)。また、月は太陽・冥王星ともスクエアになっています。人々は経済への関心を高めていそう。生活を守るための情報と、政界の火種という感じがします。政界の揉め事を家から見ているようにも取れるかなと思います。
土星と金星は6室魚座で合、9室双子座の木星とスクエア。医療製薬利権と学問を正そうとの動きや、海外から出てきたものが対立するように見えます。
DCを挟んで海王星とドラゴンヘッドの合。同盟国や対立する国との関係は掴みづらいものになるのかも。対人関係とかも、危うい関係になりがちかも。また、7室牡羊座にカイロンがあり、1室天秤座のリリスとオポジション、それらと火星がスクエア、太陽・冥王星もスクエア(グランドクロス)。個人でも国や団体でも向き合うことによってトラウマ的なものが出てきたりしがちかも。また攻撃的になりがちかもしれません。
8室牡牛座に天王星、3室のカスプ前のジュノーとオポジション。死亡率の問題とか薬害死が考えれるかなと思います。
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ヘリオセントリックの図では獅子座の地球・月と水瓶座の冥王星がオポジションになっています。獅子座的な自己表現と水瓶座的な自由・独立と云ったテーマのポラリティとか、二面性という感じがします。
地球・月のそばには蟹座の火星が、そして、魚座の海王星が地球と冥王星のオポジションを調停しています。攻撃性を帯びそうな配置ですが、魚座の海王星が「まあまあ」といっている感じでしょうか。悪くすると海王星の泥沼にハマる感じかも。
水星は射手座、木星・金星は双子座でオポジション、それらと魚座の土星と海王星がスクエア。水星と木星はミューチュアルレセプションです。知見とか情報という感じがします。魚座的な共感性や「善意」が、変なことに利用されないか要注意だと思います。
冥王星、海王星、牡牛座の天王星、火星・地球・月でクレイドルが出来ています。強い変容の時期であるとともに、(何があっても大丈夫とも言われるクレイドルは)守護の力も働いているのかなと思います。