Marion D. March先生ネイタルチャート
"The Only Way to Learn Astrology"のシリーズはとても良い占星術の本だと思いますが、その著者の一人であるMarion D. March先生のネイタルを見てみたいと思います。私のリーディングが下手だったとしても、この本の先生方のせいではありません(笑)。チャートはアストロデータバンクのものをコッホに改めました。
アセンダントは射手座、MC天秤座で、チャートルーラーの木星は、11室蠍座に占星術の先生として学生に教えるのに良い配置だと思います。
3室には水瓶座の太陽と魚座の天王星はまさに占星術などのことを発信するのに良い配置だと思います。太陽は9室獅子座のルーラーでもあります。9室的な思想・哲学などを発信すると言う意味があると思います。9室には海王星も。海王星にも天王星とともに占星術の意味もあるようです。何でも拾うような開かれた思想の持ち主だったかもしれません。ドラゴンヘッドも9室(乙女座)なので、9室のテーマは目指していたものだと思います。
4室には火星とキロンが入っており、ややこしい家庭と言う感じがします。資料を見ると、生い立ちもいろいろ大変だったようです。8室蟹座に冥王星が入っていますが、見えない世界・神秘への飽くなき探究とも読めますが、資料を見ると中絶・流産を経験しているそうで、そういうものを表しているようにも見えます。
1室の金星は、5室・10室のルーラーであります。表現やお仕事が、人間性を育てていく感じでしょうか。
12室の月、内省的な性質をお持ちだったのでしょう。月は8室のルーラーでもあります。8室のルーラーが12室にあるのはどこまでも深い何かを感じます。生と云うより死に向かっていくような。
ちょっと重い感じがして、筆が進むような感じではありません。本当はアスペクトなども検討すべきなんでしょうけど、今日はこの辺にします。後日、もう一人の著者、Joan McEvers先生のチャートも見たいと思います。今回の記事も気が向いたら加筆するかもしれません。
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