祝・第10回応氏杯(囲碁の世界戦)優勝!! 一力遼棋聖ネイタルチャート
OOB:金星
2024年9月8日に第10回応氏杯(囲碁の世界戦)の決勝戦で謝科九段に見事3連勝し優勝されました一力遼棋聖・天元・本因坊のネイタルチャートネイタルチャートです。ウィキペディアの情報に基づき作成しました。時刻は分かりませんでした。
生まれる前の日蝕は魚座の18度台(数え19度)でサビアンシンボルは「弟子を指導する巨匠」です。いかにも大物の感じがしますね。指導者としても優れた資質があるのかもしれません。ちなみに1つ前の魚座の17度台(数え18度・サビアンシンボルは「巨大なテント」)は井山裕太王座・碁聖・十段の生まれる前の日蝕の度数です。トランシットでは生まれる前の日蝕のあたりに土星が来ているのも興味深いですね。トランシットの土星が来ている時に優勝したということは、それだけの実力があるということなのでしょう。
水星と太陽は双子座です。太陽は乙女座の火星とスクエア、そして天秤座のカイロン及び水瓶座の木星とトラインで風のグランドトラインを形成しています。処理能力がたかそうとか、頭の良さそうな感じがします。乙女座の火星はドラゴンヘッドと合ですが、頭脳を使った戦いで注目を集めるという感じがしますね。なお、この度の応氏杯に優勝した時、トランシットの木星が太陽のあたりに来ていました。木星が幸運をもたらす典型的な例と言えるかもしれません。また、水星は射手座の冥王星とオポジション、天秤座のカイロンとバイキンタイル。パワフルな頭の良さでしょうか。単なる情報ではない、高度な学問・哲学的なエネルギーが水星に流れ込むでしょう。カイロンとのパイキンタイルも知性においてパワフルな配置でしょう。
獅子座に月があり、水瓶座の天王星・木星とオポジションです。月の正確な位置は分かりませんが、生まれた日付が正しければ獅子座であることは間違いないはずです。王者たらんとする気持ちでしょうか。風のサイン的な頭の良さが加わり、強力な推進力になっていることでしょう。実際に輝かしい成績をあげていらっしゃいますし。
牡羊座に土星があって、先程のグランドトライン(太陽は乙女座の火星とスクエア、そして天秤座のカイロン及び水瓶座の木星とトラインで風のグランドトライン)の太陽と木星のトラインに対してセクスタイルの小三角、全体ではカイトが出来ています。土星はベスタと合。自分自身や闘争心を前に出すのは幼少期や若い頃は抵抗があったかもしれません。真面目に闘争心を使うと云う感じになってきているのかなと思いました。カイロンと土星のオポジションなんて簡単ではないところもあるでしょうが、うまく活かすと強みになるでしょう。ソフトアスペクトとハードアスペクトが組み合わされていますので、うまく活かせば強みになるでしょう。実際に強みになっていると思います。
ネイタルの山羊座の最後の度数に海王星があり、水星と冥王星のオポジションを調停しています。山羊座の海王星は成功を夢見るでしょうから、水星と冥王星に示されている知性・頭の良さに成功を目指す力が加わるでしょう。なお山羊座の第3デークと云うことで、乙女座の要素もある(水星の支配も受ける)海王星と云うことで、知性を現実化する要素が加わるでしょう。パワフルな配置だともいます。なお、この海王星にトランシットの冥王星が来ていたのも興味深いですね。占星術的には冥王星の応援も受けての優勝だと思います。
金星読み忘れていました。蟹座に金星とジュノーの合があり、乙女座のリリスと魚座のセレスを調停しています。蟹座の金星は家庭や郷土への愛着とか、あるいは家庭的な女性が好きとも解しうると思いますが、棋士のような戦う人の場合、(牡羊座とスクエアの位置にあることもあり)闘志と結びつけることもできると思います。見えない世界とも言えるであろう魚座が関わっているのも面白いと思います。