ケビン・マッカーシー新下院議長ネイタルチャート

アメリカ合衆国下院議長に選出されましたケビン・マッカーシー氏のネイタルチャートです。アストロデータバンクのデータに基づきました。表示はコッホシステムに改めるなど少し変えました。緑の表示は1月7日のトランシットの天体などです。

生まれる前の日蝕は射手座の11度台(数え12度)でサビアンシンボルは「ときの声をあげる鷹に変化する旗」です。通常忘れかけている潜在的な力とか、神秘を垣間見るなどの意味があるそうです。

アセンダントは双子座(しかもMCは水瓶座で情報通?)で、ルーラーの水星は8室山羊座で金星と合。日蝕のサビアンシンボルや12室の木星とともに、神秘主義者的な感じもしますね。彼の思想信条は存じませんが。アメリカの政治家ですし神秘主義者の要素はあるかもしれません。占星術や数秘術などのの心得があるとか、その手の専門家を抱えているとか。権力思考的な意味も考えられますが、興味深いことにトランシットの太陽と水星が近づいているときに下院議長に選出されていますね。

太陽は9室水瓶座で、外国や世界への関心が高いかもしれません。あるいは思想哲学などに。水瓶座なので自由を好むと思います。この図ではトランシットの金星が近づいています。

月は射手座の7室のカスプの手前。議論したり、哲学などを語り合うのが好きかもしれない印象を受けました。

5室乙女座に火星。分をわきまえつつも、積極的に主張する感じでしょうか。(天秤座にはポセイドン。サビアンシンボルは「逮捕された二人の男」です。他人の悩みにとことん付き合うとか、マイナーなものに同情的という意味があるそうです。)

MCは水瓶座で10室魚座に土星とカイロン。同情心を持って責任のある仕事をする感じがします。図では、トランシットの土星がネータルの10室に来ているときですね。まさに議長になるにはぴったりの時期かもしれません。

4室乙女座に(ゼウス、サビアンシンボルは「ハーレム」)、天王星、冥王星の合。天王星と冥王星は10室魚座のカイロンとオポジション。情報が身近にある感じでしょうか。情報化社会によく馴染んでいそうな感じがします。

6室牡牛座の海王星と12室牡牛座の木星のオポジションに対し、8室山羊座の水星・金星が調停の位置にあります。神秘的でありながら物質的な感じもします。見えないものを形にするようなそんな意味があるのかもしれません。

パートオブフォーチュンは11室牡羊座に。人脈には恵まれていそうです。トランシットの木星がパートオブフォーチュンのところに来ているときに議長に選出されたのも興味深いと思います。

牡牛座の木星、乙女座の天王星と冥王星、山羊座の金星と水星で地のグランドクロスが出来ています。地のフローですね。出世には有利かもしれません。また、蠍座の海王星と魚座のカイロンのトラインに対し、山羊座の金星と水星を頂点とした小三角が出来ています。水(感情)的なものを地的に形にすると言うことかなと思います。

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