ヨシフ・スターリン氏ネイタルチャート

ソビエト連邦共産党中央委員会書記長でありましたヨシフ・スターリン氏のネイタルチャートです。『ウクライナ戦争の嘘-米露中北の打算・野望・本音 (中公新書ラクレ 796)』という本で、佐藤優氏がスターリンについて哲学者や言語学者の側面もあるという趣旨のことをおっしゃっていて、ホロスコープを見てみたくなりました。アストロデータバンクのデータに基づきました。生まれた時刻は分かりませんでした。

生まれる前の日蝕は獅子座の6度台(数え7度)でサビアンシンボルは「空の星座」です。時代を超えた基準というような意味があるそうです。なんか哲学的な感じもしますし、獅子座というところから政治家らしい感じもします。日蝕はドラゴンテイル及びアポロン(仮定の天体)と合です。過去(世)が大事な人生だったのかもしれません。

反対側の水瓶座のドラゴンヘッドは木星と合、少し離れてハデス(仮定の天体)、フォルスが入っています。木星がとドラゴンヘッドの合は哲学の意味もありそうですが、水瓶座の星や感受点は共産主義者の面を表しているのではないかと思います。水瓶座のフォルスも革新的な意味があるようですし、ハデスが入っているのは粛清も厭わない強権的な共産主義者の面を表している感じがします。ハデスは遅いのでサインとしては世代的な傾向になるかと思いますが、天秤座の月とトライン、射手座最後の金星とセミスクエアがありますので、個人の人生にも影響を及ぼしているものと思います。

太陽と金星は射手座の終わりの方。第3デークと云うことで獅子座の面も持つ射手座ということになろうかと思います。魚座の土星とはスクエア。お父さんは酒に溺れていたそうですが、この土星はそれを表しているようにも見えます。射手座の太陽と金星は哲学的・言語学的な面(ジョージアの出身でソビエトの政治家として活躍したわけですし、言語の行き来はあったでしょう)とともに政治家としての面を表しているように見えます。また、唯物論的な国(時代)で活躍した政治家ですが、真面目な哲学性なども持っていたのかもしれません。

月は天秤座のようです、水瓶座の木星・ハデス(仮定の天体)とトライン、双子座のキューピット(仮定の天体)とトラインで風のグランドトライン。対人関係やコミュニケーションを重視する感じかなと思います。裏を返せば不信感をいだきやすいかもしれません。もし時刻が正午かそれに近ければ、魚座のジュノー・パラスと牡牛座のヴルカヌス(仮定の天体)のセクスタイルに対して月がインコンジャンクトのヨドが出来ています。けっこう強烈なエネルギーに月(感情)が支配されているかもしれません。

水星は山羊座、蠍座の火星とセミスクエア、牡牛座のカイロン・海王星とトライン、乙女座の天王星・ポセイドン(仮定の天体)ともトラインで地のグランドトライン。実行力がありそうですね。変容をもたらす感じもします。

牡牛座の冥王星は蠍座の火星とオポジション、水瓶座のフォルスとスクエアで、不動宮Tスクエア。強い意志や計画性を感じさせます。ネガティブには残忍と云うか、暴力的な感じもします。

ポセイドン(仮定の伝体・精神性などの意味があるとされる)は乙女座の5度台(数え6度)でサビアンシンボルは「メリーゴーランド」です。言葉や情感で遊ぶとか、大げさに誇張するなどの意味があるそうです。ここでは、共産主義のプロパガンダでしょうか。実際どうだったかとか詳しいことは知りませんが、誇張して煽ったりすることに長けていたのかもしれません。

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