トルコ共和国始原図と地震の日のプログレス・トランシット
スー・トンプキンズ先生の『西洋占星術ハンドブック』を読んでいたら(一通り読み終えました)、インドネシアの始原図が紹介され、地震のことなどにも言及されていました。先日、トルコで地震があったので(2023年2月6日)、始原図とその日のプログレスやトランシットを見てみたいと思い、ご紹介します。
真中が始原図です。1923年9月29日20時30分のアンカラのチャートで、データの出典はニコラス・キャンピオン氏の"The Book of World Horoscopes"です。321ページの336番のチャートに相当しますが、ここに載せたチャートはコッホシステムで作図してあります(本はプラシーダス)。外側の緑色の記号はプログレス、橙色はトランシットです。
元々1室に冥王星があったり、4室に火星や土星が入っていますね。地震など災害という感じもします。また、始原図の冥王星とプログレスの火星がインコンジャンクトになっています。
元々の4室にトランシットの天体はないですけれど、4室にプログレスのアセンダントが来ていますね。そして、始原図の10室にプログレスのディセンダント、トランシットの海王星が来ています。
また、始原図の8室のカスプの近くにトランシットの冥王星が来ているのも、死亡者が出ることを感じさせます。
こちらの図は、地震の起こった日のプログレスとトランシットのみを表した図です。
4室には、プログレスとトランシットの水星があるくらいですが(ニュースになるとは読めそうです)、プログレスの8室にトランシットの天王星とドラゴンヘッドがあり、プログレスの太陽とスクエアですね。まさに、地震で人が亡くなる感じがします。
6室の星を見ると支援の手は差し伸べられている感じがします(ニュースにもなっていますね)。プログレスの海王星も国際社会の同情や支援を意味しているように見えます。
3室射手座のプログレスの火星と9室双子座のトランシットの火星はオポジション。物流とか(トラブルの意味も、積極的な意味もどちらもありそう)、外国との関係でしょうか。
プログレスの10室には冥王星。政権も大変かもしれません。責任を問う声もあるとも聞きます。
6室のカスプ付近の月と、トランシットの12室のカスプ附近の月はオポジションです。救助なども含め働く意味と、避難している人という意味がありそうです。
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