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ASC/IC/DSC/MCが教えてくれる「人生の骨組み」
こんばんは、ゆくりです。
今日は蟹座の新月。ASCのサビアンシンボルの意味においても、不動宮のTスクエアにおいても、自分がいよいよ「限界突破」するための覚悟を思い改める満月までの2週間となりそうです。
さて、今日はアングルのお話です。アングルとは、一言で例えると「人生の流れや骨組み」が分かるポイントを指します。
占星術においても重要なこの4つのポイントを表すアンギュラーハウス(1室・4室・7室・10室)といい、ここに点在する天体は、強烈なパワーとしてあなたに影響を与えます。
ASC(アセンダント)
1ハウスの始まりの境界線をアセンダントと呼びます。
人間が誕生した瞬間に例えられる起点で、生まれたばかりの赤ちゃんは、すぐには自我を認識できませんよね。つまり、ASCは条件反射の行動であり、他人から見た自分、また表面上の自分(ペルソナ(仮面))と表現されることもあります。
例えばASCが蟹座の人は、心を開くまで時間がかかるサイン=人見知り、でもどこか母性や包容力を感じる風貌をしているかもしれません。
ASCは太陽(=人生の目的)を表現する「媒体」や「手段」と捉えると、ASCのサインを有意義に生かすることができます。
IC(イムムコエリ)
4ハウスのカスプの起点となるICは、その人の土台を表します。MCが花なら、こちらは根っこです。適当に手入れして根腐れさせるか、上質な肥料を選んでこまめに栄養を与えるかはあなた次第です。
ICはあなたが安心できるポイント、元気になるヒントを教えてくれます。例えば双子座がICの人は、双子座的なこと(旅に出る、好奇心を満たす、有益な情報を人に教えてあげる等)をすると元気になります。
こういうふうに、自分の元気のチャージポイントをICから読み解いておくとよいです。
DSC(ディセンダント)
ディセンダントは7ハウスの始まりの境界線にありますが、7ハウス辺りを人生で例えると、「社会人デビュー」というような場所です。
あなたが他人に求めるものや、出会いやすい人のタイプがわかります。例えばDSCが山羊座なら、単純に太陽星座が山羊座の人か、山羊座に近いタイプの人と出会いやすいとよめます。
そのサインの人に、あえて自分から近づいていくのもいいかもしれません。
MC(ミディウムコエリ)
これは一番無視できない重要なポイントです。なぜなら、あなただけの人生の成功法則がここに隠されているからです。「MC55歳」という説がありますが、これは55歳を目指してMCが示すことを形にしましょう、という意味で私は捉えています。
特に仕事において使えるポイントですが、自分が目指す方向性が、MCのサインの性質を読み解いていくと分かります。