2021年7月24日 水瓶座満月
昨夜から今朝にかけて、気分がもやもやするなあと思ったら、今日は水瓶座の満月だったんですね。
「私はちっとも成長していない」とか、「進んでいる方向は間違っていないだろうか」など、人によってはネガティブな感情が出てきやすいときだと思います。
満月は、浄化やデトックスや手放しというキーワードが浮かびます。
月が感情ならば、満月は蓄積したこれまでの雑多な感情が「満ちている」ことになります。
そこには、良い感情も悪い感情も混ざっていて、コップから今にも溢れ出しそうになっている状態です。
満月から次の新月までの期間、私は次のアクションの足枷になっている感情を整理する時間にあてています。満月の日にだけデトックスをするのは、あまり意味がない気がしています。
満月の日を境に、感情の整理をしたり、積み重ねたことをアウトプットしたり、1ヶ月の成果を振り返ったりします。ある占い師の方は、満月から新月を呼吸の「吐く」という行為に例えています。
どのような形であれ、感情も行動も外側に意識を向けると良いでしょう。ふ〜っと吐き続けた結果、次の新月に感情がクリア(ゼロ)になる感覚です。
満月の日を例えると、山登りをしていて、中腹に設置されたベンチで休憩するようなイメージかもしれません。これまで登ってきた距離(成果)を確認して達成感を味わいつつも、山頂までの距離や道順も確認しませんか?
喉が渇いていたら水分補給して、お腹が空いたらエネルギー補給することもあるでしょう。
そんなふうに、満月は自分をねぎらう日でもあるのかなあと思います。
では、今日の水瓶座満月のチャートを見てみましょう。
2020年12月にグレートコンジャンクションが起こり、新たな時代の旗手となる水瓶座の満月です。
世界を脅かすパンデミックの社会的影響、そこから広がる恐怖や不安が私たちを個の力で生きていかなければならないという感覚に陥らせているような気がします。
7月28日には魚座に滞在する木星が水瓶座に戻ることから、より水瓶座を強調したタイミングとなっています。太陽は、オリンピックが開幕するタイミングで獅子座にイングレス。「個」を主張したい獅子座と、「平等」を重んじる水瓶座の間で、どのような方向に舵を切るかが課題となります。
自分の無力さを感じたり、未来に不安を覚えたりする人も多いと思いますが、満月から新月の間は、軌道修正しやすい時期でもあります。
また、8月にも水瓶座満月はやってきます。つまり、軌道修正の時間は十分にあるということです。
何より、水瓶座は普遍的な愛を大切にします。
「愛」をベースにした「主張」は、私は素敵だなぁと思うのです。
私の主張は何をベースにしている?と問いかけると、いろんな言い分が見つかりそうです。私も振り返りたいと思います。
それでは、良い満月をお過ごしください。