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志紀駅の由来
元々関西鉄道が開業した志紀駅は、今から見るともっと外環寄りだったようです。
昭和21年に一度廃止されているので、映画「悪名」のどのエピソードかよく覚えてないのですが、闇米を買出しにいった朝吉が八尾駅で幼なじみの警官に捕まるシーンで駅名板に次の駅が「しき」と有ったのは、昭和20年の設定ならば合っています。
昭和36年に場所を移動して再開業した志紀駅は、元々旧大和川の堤防上の墓地を移動させて作った駅です。
ここは「当時墓地は樹木鬱蒼として笹藪に覆われ、付近には鉄橋や魔の踏切があり、薄暗く静寂な場所であったので、ここで生命を絶った無縁佛も少なくなかった」と言う何かとてもおどろおどろしい場所。
その無縁仏は何の理由でこの地で生命を絶ったのでしょうか...。