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「地球を救う」〜キャッチ思考だったミレニアムの始まり〜

書類を整理していたら出てきた、20年以上前の就職超氷河期の最初の就活直後の2000年頃に、考えていたこと。
タイトルも大それてて、かなり歪んでて、面接落ちたのもわかる気がしますが、未来予測と目指す方向性に関しては、ある意味合っている気もします。

NEXT VISIONを考え直すためにも、原点に戻り再構築することは大事ですね。



地球を救う

真の21世紀を作るためのエバ革命家 京都大学工学部物理工学科宇宙基礎工学コース専攻

山下 浩史


衝撃のレポート「成長の限界」がローマクラブより発表されてからはや24年、人類は第2 次世界大戦という狂気を繰り返した後もまだ近代化をすすめ軍備を増強し、大量生産大量 消費を繰り返し、地球の資源を食いつぶしている。
専門家の間では21世紀初頭に訪れる 資源、環境、エネルギー問題に対してほとんど有効な手段を講じ得ないまま警告だけが発 しられつづけている。
人間が存在しつづける以上環境はどんなに保護しようとしても破壊 されつづけてしまうというのは、中学生でも分かる論理であり、 私は、 宇宙開発こそがこ れらを解決し人類が発展する方向であるとの認識のもとに宇宙工学を専攻した。
しかし、 実態は宇宙のうの字も出てこない単調な講義と視力をどんどん悪くし、 宇宙に行けなくす るパソコンシュミレーション。

もちろん、私はライトスタッフではないことぐらいはわき まえているが、過去のロケット工学の父といわれる人々の伝記を読むにつれ、つくづく感 じることがある。 それは、過去の偉人達は現在の日本の偏差値教育のような紙の上での理 論ではなく、実際に星を見て、川の流れを見て幼いころから物を作っていたのだというこ と、さらにはニュートンはりんごの木が落ちるのを見て万有引力の法則を発見したという が、もう都会にはそんなりんごの木すらないということ 19世紀までの科学者と比べて、 20 世紀の科学者はその発明・発見が核兵器などに利用されてみんな後悔しながら死んでい ったこと、この恐るべき事実はこれから 21 世紀を迎えるに当たって最も教訓にするべき ことだと思う。 また、私は国家Ⅰ種の勉強をして猛烈な無力感を感じた。

現代社会そのも のがもうほとんど理論的に分析され尽くしていて、しかもそれは社会学上ほとんどマイナ ス面しか指摘されていないという事実 (核家族化の弊害、 産業構造のひずみ、メディアの大 衆操作など)、さらには、科学の政治化、 大衆の無力化、 宇宙開発に関してはNASDAの人はやる気万々だったけど科技庁の人はたらい回し主義でかなりやる気レスだったということ、インターネットをはじめとする情報産業の経済の内部化、つまり経済は誰かが得した分誰かが損する、 だから貧富の差や南北問題が発生するのだということ、さらに先進国 では生まれながらにして情報の洪水にさらされて、体験よりも情報や学問が重視される風 潮は、「百聞は一見にしかず」ということわざと相反していること、20 世紀の著名人ですら苦労した学問における個人主義の確立の難しさ (夏目漱石私の個人主義、ニーチェツア ラストラはかく語りきにおける、自己本位の思想すらもすでに19世紀までの膨大な学問 体系の模倣にすら過ぎないという自分の思想すらも信じられないという狂気)さらに文明 は文化を破壊するという歴史的教訓、歴史は繰り返されるとしたら政治、経済、革命か戦 争という流れから行って21世紀初頭は革命期であること、高度に発展した過去の文明はことごとく急激に滅んでいるという歴史的教訓のなかで、 第 23 の近代西欧文明はほぼ全 世界に普及してしまっているということ、ここへ来て高まる科学不信と理系離れ、この閉 寒状況をどうにかして打破するには、宇宙開発といった発展的方向ではなく、人類は地球 と共生できるのかという思想的方向で意識改革を推し進めていくしかないのではないだろ うか。
20世紀は人間のエゴが肥大化した世紀であった。
21世紀は人間がそのエゴを捨て、 エバ (共生)的性質を高め、 一丸となって地球の危機的状況を打破する世紀だと思う。
幸い にしてグローバル化、インターネットの普及で世界中は本当に簡単に結ばれるようになった。
今こそ若者や子供たちが一丸となって 20 世紀の負の遺産を取り除き、 明るい未来を 作っていくべきだと思う。
老荘思想やルソーをはじめとする過去の多くの偉人達が叫びつ づけて一度も帰れなかった 「自然に帰れ」 という思想をもう一度学び、今こそコンクリー トの上で育った子供たちからもっと別な形でよりよい地球を願うマクロ的な視野に立って 行動を起こすべき時が来ているのではないか。
ベルリンの壁崩壊とソ連解体以降冷戦構造 の抑制と均衡は崩れ、 社会が方向性を見失って今大混乱を巻き起こしている。
これを乗り越え、地球主義が実現されたとき素晴らしい 21 世紀がくることを期待している。
そのために私たちは既成の価値観にとらわれずアクションすべき時なのだ。
今こそ立ち上がろう、 我が母なる地球のために。


古い紙データも、スマホで写真撮って、GoogleLensで無料でテキスト化できる便利な時代になって、それはそれで文明的には、よかったことなのに、とは思う今日この頃。

多分、就活の課題でこれ書いた後。

https://note.com/astrohiro/n/n4c2c765c6073

まぁ、そもそも、ホモ・サピエンスは、地球🌏に生かされてるだけで、救うなんて烏滸がましい、ということに、時代の風潮もあって当時は気づいていなかったですね。
COP3京都で環境活動被れ直後にその無駄な正義感で就活してしまった結果でした。

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