占星術、ひとりから学ぶ? それとも?
人によって異なり、出会いや縁も関わるテーマですが、占星術はいろいろな方の講座を受けるのが良いという話
その理由のひとつが、私たちが個々に持っているバイアス(偏見)や癖にあります。バイアスのない人はいません。悪い意味で使われることが多い「バイアス」。実際は、それぞれの面白さや特徴として現れます。同時に死角を生み出します。もちろん「自分が一番」という気持ちで講座や講演にのぞんでいますが、自分にもバイアスがあります。気づかないところや、触れられない箇所が必ずあるはずです。
一人から学ぶと、その方の技術をよく学べますし、尊敬できる存在にもなる。ところが占星術はスポーツや武道、絵や音楽と違い、コンテストに優勝するなどの明確な勝利基準がありません。占いの当たる・当たらないは大切ですが、どう理解を深めていくのかがより重要ではないでしょうか。
複数の方から学ぶことで、偏りが補正され、それぞれの見方や考え方の違いを学べますし、自身の理解も広がり深まります。ですから、こうした相談を受けた時は、できるだけ多くの講師や講座から学ぶことをお勧めしています。