【実話シリーズ】私に起こった出来事26不信感はつのる
前回のお話はこちら
夏休みも終わり ようやく暑さも落ち着いてきた頃
マンションの理事会の件で ショックなことがありました。
理事会の席で 担当の管理会社社員が 退職するとの報告がありました。
まだ経験も浅く若いけど よく頑張ってサポートしてくださっていたのに
建前の理由としては
「他にしたい仕事が見つかったので・・・」とのこと
その方の幸運のためそうされるなら仕方のないことですがあまりにも突然のことで
後任も決まらず 臨時で その方の上司が同行されていました。
来月からどうすれば・・・?
途方に暮れていましたが 臨時の担当の方が来てくださることが決まっているので
来月からはその担当者に任せますとのこと。
今抱えているか案件のことは社内できっちり引き継ぐとのことでしたが
担当者もわからないままで 不安しかありませんでした。
なぜ今回担当者がやめることになったのか・・・・
本人からははっきりとした言葉はありませんでしたが どうやら
マンション住民の度重なるクレームにかなりまいっておられたとのこと。
それを聞き私自身もますます 同じ住民の方々に不信感をつのらせていくのでした。
その頃「建築士さんからの意見書が届きました。」
と弁護士事務所から連絡が入りました。
データで先に受け取り 理事会でこの情報を共有してから
弁護士事務所に出向き 本書を確認しました。
手順としては 調停申し立ての書類を全て揃えて 裁判所に提出
しますが どの裁判所にするかを決めなくてはなりません。
こちらが裁判所を決め 相手に管轄合意をしていただいて初めて
調停雨申し立てを提出することになるとのこと
裁判所をどこにするのかを持ち帰り 話し合いをすることになりました。
とこんなふうに一つ一つ確認を取りながら進めていくのでかなり時間を要します。
裁判所が決まれば相手方に管轄合意を取り 合意を得たらそこからがスタートです。
ここは事務的なことばかりなので バッサリ割愛しますが
10月中旬になりようやくスタートラインに立ちました。
ここで新たな問題が おきました。
そろそろ次期理事会を運営していただく理事さんを任命するお知らせを
配布する時期になりました。
私の中では「ようやくこの任期が終わり解放される・・・もう少し」
という気持ちだったのです。
時期理事長は 現副理事長が引き継ぐことになっていましたが
その副理事長さんから
仕事の勤務体制を理由に 「引き受けられない」という連絡がきました。
気持ちはわかります。
お仕事の忙しいことも理解はできます。
こんな ややこしい問題を抱えながら 引き継ぐのは容易ではないでしょう。
まして これまで お仕事を理由に理事会を度々欠席されていたので
ことの顛末もよくわからない・・・とのこと
あまりにも無責任ではと思い 絶望的な気持ちになりましたが
ことを荒立てても何の解決にもなりませんので 留任される理事の方に集まっていただき次期理事長をどうするかについて話し合いをもつことになりました。
続く
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