ドラゴンヘッドが語る人生の課題

ホシヨミスト　グレースあかねです。

今日は占星術のチャートのお話です。
チャートは天体・星座・宮（ハウス）で構成されています。
そのほか　感受点・小惑星　なども表記されます。

感受点は　天体ではありませんが　とても重要な役割を持っています。

「ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル」
もそのひとつ。

いったい　ドラゴンヘッドとは何なのでしょうか？

ドラゴンヘッドとは

チャートの中にこんな記号をみたことはないでしょうか？

これは↑　ドラゴンヘッドの記号です。

こちらが↑　ドラゴンテイル

ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは対になっていて
お互いが向かい合った位置にあります。

ドラゴンヘッドは月の軌道「白道」が太陽の軌道「黄道」に対して
交わる北のポイントのことを言います。
昇交点とも言います。

ドラゴンテイルは　その反対で月の軌道「白道」が太陽の軌道「黄道」
に対して　交わる南のポイント。
降交点とも言います。

なぜドラゴン？呼び名の由来

ドラゴンヘッド・テイルの呼び名の起源は古代の占星術や
神話にさかのぼり　特に以下のような考えが背景にあると言われています。

1. 神話的なドラゴン
   古代のヨーロッパでは、日食や月食は空飛ぶドラゴンが太陽や月を「飲み込む」というイメージで捉えられていました。
   月と太陽の交点は日食や月食が起こるポイントであり、そのため「ドラゴン」と関連付けられたのです。

2. ドラゴンの体のイメージ
   北の交点（ドラゴンヘッド）はドラゴンの「頭」を、南の交点（ドラゴンテイル）は「尾」を象徴すると考えられました。
   このイメージは、成長や運命の流れを表す象徴的な意味合いを持っています。

ドラゴンヘットとドラゴンテイルの持つ意味

ドラゴンヘッドは「未来」「成長」「魂の進化」を意味し、
ドラゴンテイルは「過去」「カルマ」「手放し」を象徴します。
このような二元的な意味が、ドラゴンという強力で神秘的な存在に
結びつけられています。

ドラゴンヘッドは　今世でのあなたの生きる課題。
やり残したことを今世で成し遂げようとしている
ことを表します。
そしてドラゴンテイルは　前世でやり遂げたこと。
慣れ親しんだことと言っても良いでしょう。
今世では手放していくべきことを表します。

チャート上のドラゴンヘッドによる今世の課題

ドラゴンヘッドとドラゴンテイルの位置は　向かい合います。
これらが位置する宮による　今世の課題を紐解いていきましょう。

＊ドラゴンヘッド1宮　テイル7宮