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私は犬が嫌いだ! 第一章「命名アトム」
2001年12月23日我が家に茨城のブリーダーさんからチビコギが来た。
その日から家族の一員となり、私の生活の中で良くも悪くもアトムなしの生活は考えられなくなってしまった。
なぜ犬を飼うようになったのだが、妻と子供達が犬が好きで、結局クリスマスプレゼントと言う名目で押しきられてしまった。
ブリーダーさん宅でアトムと初対面した時には、少しの恐怖と仔犬どくとくの匂いがまだ受け入れられなかったのである。
さて「アトム」という名前であるが
子供たちに付けさせると想像外な候補があがり
そうなので、犬を飼う最終決断を私がするために
飼う条件として名付け親にならせてもらった。
命名「アトム」
「アトム」とはありきたりの名前だが
どうしても私なりのこだわりがあった。
1.ちゃらちゃらしていない名前
2.人前で私が抵抗無く呼べる名前
3.流行ではなくレトロな雰囲気を感じさせる名前
そして私の好きな山下達郎さんの曲に「アトムの子」があり、これからいただくこととした。
そもそもなぜブリーダーさんから迎える事に決めたのかというと、ペットショップは色々な生き物がかもし出す匂いがダメで、大きく超えなければいけない壁だったのであったのである。
それならばその犬専門のブリーダーさんの所へ行けば気分が違うかもしれない、その期待感ともしかしたら沢山の数の中から選べるのではないかと思ったのだ。
しかし訪ねたときは雄1頭のみ。
それが我が家のアトムである。
毎朝起きてすぐにアトムに会いに行くのだが
リビングに漂う犬の香りにめまいがする日々続くのであった。