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古典占星術と現代占星術、どちらで読む?

こんにちは、光咲です。
占星術の入口は、多くの人が現代占星術だと思うのですが、ふとしたきっかけで古典の世界に足を踏み入れた人は、大抵これらの事実にぶち当たると思います。

「読み方が全然違う!」
「太陽は◯ハウスだと思ってたのに、△ハウスなの?意味がぜんぜん変わっちゃう!」
「土星は大凶星って怖っ!」
「8ハウスは死のハウスって怖っ!」
「トラサタは読まなくていいの?重要なのに!?」

など、枚挙に暇がありません。

私も古典の世界に足を踏み入れてから、現代占星術と古典のそれぞれのチャートをしっかり区別できるようになるまでに半年以上かかりました。今ではもう、別物、あるいはうまく統合した形で活用しています。自分の中で折り合いがついた形です。

自分はどちらで読めばいいの?という混乱のさなかにいる方もいらっしゃると思いますので、私の感想を述べますと

どちらも大事、ということです。

現代占星術のチャートでは主に性格分析を。
古典のチャートではより実際的な事象を。
それぞれ区別して読むことができます。

たとえば、自分に自信がなく、自分の良いところをどうにかして見つけたい。自分の可能性を広げたい、と考える方には現代占星術から入るのが適していると思います。蟹座は共感的で優しい、天秤座はバランス感覚に優れている、水瓶座は独立心が高く博愛主義、など、人の内面の「良いところ」に積極的にフォーカスできるからです。

一方、古典ではもっと具体的に、どんなことが自分の助けとなるのか、どんなものに縁があるのか、どんな人と出会いやすいのか、など「自分を取り巻く環境・事象」を読むのに適しています。

古典は吉凶がはっきりしているので、どんなチャートでもどんと来い!という方であれば十分に活用できると思います。

これは私の私的な意見ですが・・・現在は大多数の方が現代から古典へ足を踏み入れると思いますので、いきなり古典から入ると、現代占星術メインの方とは話が通じなくなるように思います。まずは現代占星術のチャートから入って、もう少し学びを深めたくなったら古典を学ぶとよいのかなと思います。カルチャーショックを受けるのは覚悟の上で・・・。


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ここから、私個人のチャートについてです。

もともと現代占星術のチャートでも、月冥王星スクエアや太陽土星コンジャンクション、その他トラサタとのハードアスペクト、Tスクエア、複数のセスキコードレイト等など、ハードな面が突出していました。

で、古典で読めばもう少しマイルドな結果が出るのかな?と期待してかかってみたら、古典では更にハードなチャートであることが判明して頭を抱えました。

でも、そのハードなチャートを受け入れることで、かえって楽になったということはあります。若い頃は迷ったり間違ったり(それは今でもですが)して、あまりちゃんとした人間ではなかったですが、齢50を前にして、それなりに真っ当に生きているじゃないかと。きつい現実をその都度乗り越えて、人の役に立つ仕事をしているじゃないかと。

よくよく読めば、弱々しいチャートの中にも救いがちゃんとあって、そういったものに守られてきたのかなと思います。

社会的に大成功を収めるようなタイプではないのでしょうが、身近にある幸せを大事にして、喜びに満ちた人生を送ることも十分可能。そう思わせてくれたのは古典のチャートのほうでした。

現代占星術で自分の良き面に積極的にフォーカスしつつ、古典占星術で自分だけの人生の歩み方を探る。どちらも「自分を知る」というツールであることには変わりがないので、自分が好きな方を、あるいはその両方を自由に活用していければ良いのではないかと思います。

ご参考になれれば幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました(*^^*)

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