【牡羊座2度】サビアン解説:グループを楽しませているコメディアン
★ 牡羊座2度 ★
サビアンシンボル
グループを楽しませているコメディアン
【サビアン英文】
A comedian entertainig a group
★サビアンについての考察
このサビアンのシンボルは「グループを楽しませているコメディアン」ですが、ここで大切なことは、「笑われている」のと「笑わせている」のはまったく別物だということです。そして、ここでは「笑わせて」います。それはつまり、自らの意志で行い、人に喜ばれることで自分が喜びを得ることに気づくということです。
このサビアンは牡羊座1度から始まり、まだ2度と若いですから、ここでの“グループ”は家族や身近な周りの人と捉えるのが妥当です。子供が母親を喜ばせるために色々な事をしていくように、自分の存在が誰かの喜びになることで自分の喜びが生まれていくという健全な精神の象徴であり、ステップであると考えられます。
★サビアンのテーマ
「誰かを喜ばせたい」という純粋な気持で、「いい」と思うものを真似してみましょう
このサビアンは人を喜ばせることの喜びに気づく段階です。つまりそれは、自分自身の存在意義を与えられることであり、人に受け入れられ保護されることでもあります。まずは多くの人を観察し“喜ばれている行動”を真似していきましょう。
★サビアンからのメッセージ
あなたが一番初めに誰かの笑顔を喜んだのはいつでしょうか? それはきっと、物心がつくかつかないかの頃、お母さんやお父さんの笑顔を見るために一生懸命に努力した時ではないでしょうか。
誰に教えられたわけでもないのに、子供は勝手にどうすれば両親が喜んでくれるかを学んでいきます。最初は保育園や幼稚園で覚えたことをマネしてみたり、テレビなどで見たことを覚えてマネして、それを見て喜んでくれる両親の顔が嬉しくて、何度も同じことを繰り返します。
私たちは誰かのために何かをすることで「相手が喜んでくれたら自分も嬉しい」という感覚を本能的に学んでいきます。それは人生のごく初期の頃に学ぶ感覚です。
グループを楽しませているコメディアンというのは、まさにそんな、純粋な心の象徴です。
この度数はまだまだ若いですから、そうした純粋さを育み、培っていく段階となっています。そしてそれは、自分自身が生きる場所を模索している段階でもあります。自分が誰かを喜ばせることができるということは、自分は必要とされているという自信に繋がります。その時、自分に存在意義が与えられ、人として心豊かな人間に育っていきます。
★このサビアンの課題 〜起こりやすい問題とその意味〜
牡羊座2度は周りの反応を見ながら自分の在り方を学んでいくので、自分自身が周りの人を喜ばせるためにやったことが逆に周りの人を怒らせてしまったり、自分が思ったのと違う反応をされたりすると、自己肯定感が下がり、精神的な葛藤を抱えてしまいます。
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